傾斜量図の作成方法

 

 


  傾斜量図は、数値地図50mメッシュ(標高)を用い、1次メッシュ(原則として、1:200,000地勢図の図郭)ごとに作成しました。ある点の傾斜量は、隣接する9点の標高から、次に示す式により、計算しました。これは、近隣の9点の標高を最も良く説明する平面を最小自乗法で当てはめた場合の、最大傾斜方向の傾斜となっています。
数式
  計算された傾斜量は、傾斜角に変換し、8ビットデータとして画像ファイルに格納しました。こうして作成された傾斜量図は、数値地図50mメッシュ(標高)のメッシュのまま(経緯度座標系)なので、東西方向に縮んで見えます。そこで、1:200,000地勢図で使用されているUTM座標系に投影しました。

 


 数値地図50mメッシュ(標高)は、現在、廃刊となっております。傾斜量図に関するお問い合わせは、gsi-gia+1=gxb.mlit.go.jp(=を@にしてください)宛までご連絡願います。

 


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