地質構造データの検討について

地質構造データについては、産業技術総合研究所地質調査総合センターの5万分の1地質図における走向・傾斜データなどから作成が可能である。ここでは、走向・傾斜データ、褶曲軸・断層線のデータ、航空レーザ測量データのDTMから計算した傾斜・斜面方位データを用いて作成した。その様子は下図のとおりである。

走向・傾斜データ、褶曲軸・断層線のデータ、DEMから計算した傾斜・斜面方位データを用いて作成した地質構造データ

ここでも、詳細なDTMを使用した場合とそうでない場合の比較を行っているが、詳細なDTMを使用しなかった場合には地質構造の結論まで変わってしまう危険性が示唆されている。

このことからも、地質構造との対応を見る場合は航空レーザ測量データによる詳細DTMが必要なことがわかる。

 

トップページに戻る