凹凸度作成アルゴリズムについて

本マニュアルで用いた凹凸度の計算手法は以下のステップによっている。

航空レーザ測量による数値地形モデル(DTM)データをLOGフィルタ(Laplacian of Gaussian; Marr and Hildreth, 1960)で画像処理する。

凸型斜面はプラス、凹型斜面はマイナスの値を返し、絶対値が凹凸の度合いを表す。

下図は2mメッシュDTMについて、それぞれカーネルの大きさを変えて計算範囲を広げたもので、左上の写真の範囲についてそれぞれ凹凸度を求めたものが下の4枚の画像である。

カーネルサイズを変えて求めた凹凸度