平成30年7月7日20時23分の千葉県東方沖の地震に伴う地殻変動

概要

 7月7日20時23分に千葉県東方沖で発生した地震(M6.0、深さ66km、最大震度5弱)については、現時点では有意な地殻変動は検出されていません。

 平成30年(2018年)7月7日20時23分に千葉県東方沖で発生した地震について、震源域周辺の電子基準点で観測された7月11日までのデータを解析した結果、現時点では、データのばらつきがあるものの有意な変化は見られず、地殻変動は検出されていません。
 今後も注意深く電子基準点による地殻変動の監視を続けていきます。
 解析結果は精査によって変更になることがあります。
 なお、房総半島では、房総半島沖のプレート境界面で発生しているゆっくりすべり(スロースリップ)によるものと推定される非定常地殻変動が6月5日頃から観測されており、電子基準点「大潟(おおがた)」-「市原2(いちはら)」基線の成分変化グラフにおいても同様の変化が見られます。

添付資料

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土交通省国土地理院
測地観測センター  地殻監視課長     真野 宏邦  TEL 029-864-5971(直通)
          地殻監視課長補佐   横川 薫   TEL 029-864-6259(直通)
                            FAX 029-864-8381

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