平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震に伴う地殻変動と震源断層
合成開口レーダー(SAR)解析による地殻変動と断層作成:2008年6月25日 更新: 2008年6月25日 地殻変動の特徴
西南西からの干渉画像と余震分布、矩形断層、活断層、地質断層、地表変状東南東からの干渉画像と余震分布、矩形断層、活断層、地質断層、地表変状分析方法干渉解析における数値地形データは、国土地理院の「数値地図50mメッシュ(標高)」、「日本のジオイド2000」及び「世界測地系移行のための座標変換ソフトウェアTKY2JGD」を用いて作成したDEHM(Digital Ellipsoidal Height Model)を使用した(参考文献1,2)。
地震後の軌道データは、ALOS軌道情報(予測値)を使用した。これは、RARRによる軌道情報のひとつで、後日提供されるALOS高精度軌道情報と比較して大きな誤差が含まれる。そのため、得られた地殻変動分布図にも数10cmの誤差が含まれることがある。この誤差を軽減するため、GEONET(国土地理院が全国に展開しているGPS連続観測網)とのデータ融合を行った(参考文献1)。 参考文献:
分析に使用した人工衛星 と センサー日本の地球観測衛星 「だいち」(ALOS)に搭載された合成開口レーダー(PALSAR)
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室長 飛田 幹男(TOBITA Mikio) 029-864-6925 (統括,合成開口レーダー解析,Web作成・更新) 主任研究官 矢来 博司 (YARAI Hiroshi) 029-864-6156 (合成開口レーダー干渉解析) 主任研究官 小沢 慎三郎(OZAWA Shinzaburo) 029-864-6262 (震源断層モデル推定) 主任研究官 西村 卓也(NISHIMURA Takuya) 029-864-6549 (リアルタイムGPS,断層モデル) 研究官 水藤 尚 (SUITO Hisashi) 029-864-1111(内8241) (余震分布,資料作成) 関連リンク |