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平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動と震源断層モデル

電子基準点(GPS連続観測点)データ解析による地殻変動と震源断層モデル

作成:2011-04-22  English

地殻変動・震源断層モデルの特徴

平成23年(2011年)3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震において,電子基準点(GPS連続観測点)で観測された地殻変動データから震源断層モデルを推定しました.
  • 断層面の形状は,日本海溝に沿った2枚の長方形で近似でき,総延長約380km,幅が約90~130kmで,西に傾き下がる断層面が推定されました.
  • 西側の地塊が東側に対して乗り上げるような逆断層運動を起こしたと考えられ,すべり量は北側が約25m,南側が約6mと推定されました.
  • この断層モデルから推定されるモーメントマグニチュードは約8.9です.
なお,本結果は地震直後には利用できなかった東北地方太平洋沿岸の電子基準点データについても,通信復旧や現地でのデータ回収を行って分析に用いました.また,地殻変動データについても高精度な最終解(F3)に基づいて詳細な分析を行い,2011年3月13日に公開した暫定的なモデルを更新したものです.
 
断層面上での滑り分布を推定した詳細な解析結果( 滑り分布モデル)はこちら

震源断層モデル









地震概要

地震発生時刻 平成23年(2011年)3月11日 14:46
震源位置 38.103°N, 142.860°E  深さ:24 km(気象庁, 2011-03-13現在)
マグニチュード 9.0 (気象庁, 2011-03-13現在)

広報・講演・論文発表

陸上のGPSデータから推定した地震時と地震後のすべり分布については,以下の論文が出版されました. 

Ozawa, S., T. Nishimura, H. Suito, T. Kobayashi, M. Tobita, and T. Imakiire (2011), Coseismic and postseismic slip of the 2011 magnitude-9 Tohoku-Oki earthquake, Nature, 475, 373-376, doi:10.1038/nature10227.

なお,上記論文と本ページの結果とは,GPSデータの解析期間や固定局の取り方が一部異なっています.
=> 論文概要のページ

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