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地理院ホーム  > 研究開発  > 地理地殻活動研究センター  > 地殻変動研究室  > 2013年10月15日フィリピン・ボホール島の地震に伴う地殻変動  > SAR画像を用いた加色混合法 最終更新日:2013年11月20日

SAR画像を用いた加色混合法

作成:2013年11月20日 English version of this page

SAR加色混合法による海岸線変化抽出について

SAR振幅画像は散乱強度に応じてグレースケールで表現されています.強度は地表面の粗さに依存しており,表面が滑らかな海面では,マイクロ波が鏡面反射するため衛星への反射がほとんどなく,一方,陸地は粗いため強く反射されます.SAR振幅画像では一般に,反射が強いと白く,弱いと黒く表されます.本手法は,こうしたSAR画像の性質を利用して地表面の粗さの変化を抽出することによって海岸線変化を捉えようとするものです. 本手法では,広い領域の強度変化を効率的に抽出するために,光の加色混合の原理を用います.光の加色混合においては,緑と青を混合すると水色(シアン)となり,さらに赤を混合すると白になります.本解析では,地震前のSAR振幅画像をグレースケールからシアンスケールに変換し,地震後のそれをレッドスケールに変換した後,前者と後者の画像を加色混合しています.地震前後で散乱強度に変化がなければ,グレースケールとなりますが,例えば,もし地震前に海だったところが地震後に陸となった場合(散乱強度が増加)には赤色に,陸だったところが海となった場合(散乱強度が減少)には水色になります.

加色混合法
【SAR振幅画像を利用した加色混合法の説明】

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