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地理院ホーム  > 2017年 報道発表資料一覧  > 布田川・日奈久断層帯の2万5千分1活断層図「阿蘇」「熊本 改訂版」を公開  > 資料2 2万5千分1活断層図「熊本 改訂版」の概要  

資料2 2万5千分1活断層図「熊本 改訂版」の概要

2万5千分1活断層図「熊本」位置図
(画像をクリックすると、より詳しい位置が見られます。)

 「熊本」図葉には、布田(ふた)(がわ)断層20 km、日奈久(ひなぐ)断層3km、(いで)()(くち)断層7.7 km、北甘(きたあま)()断層3.9 km、新たに確認された活断層(益城(ましき)(まち)寺迫(てらさこ)から同町広崎(ひろざき)の断層)4.2 km新たに確認された活断層(水前(すいぜん)()断層)7 km新たに確認された活断層(立田(たつた)(やま)断層)2.4 km、その他の推定活断層を表示しています。
 表示した活断層は、以下のとおりです。

 


 
 
断層名
断層について
長さ
1 布田(ふた)(がわ)断層 西原村(にしはらむら)布田(ふた)付近から(こう)()(まち)白旗(しらはた)付近に延びる全体的には右横ずれ変位と断層南東側隆起(北西落ち)を主体とする断層です。益城(ましき)(まち)上陳(かみじん)付近で西方に延びる断層と、同町()(がわ)付近で北甘木断層と分岐しています。熊本地震による地震断層が布田川断層上で確認されました。また、断層上では、益城町田中や布田付近をはじめとして複数箇所で河谷や火山の山体の右横ずれの変位が確認できます。 20 km
2 日奈久(ひなぐ)断層 甲佐町田口付近から熊本市南区宮原(みやのはら)付近まで、全体的に北東から南西方向に延びる断層です。熊本市南区本村(ほんむら)()鹿(しか)()付近では活撓曲(とうきょく)、同市南区と甲佐町の境界付近では段丘面上で活褶曲(しゅうきょく)が確認できます。 3 km
3 (いで)()(くち)断層 西原村出ノ口から同村小野付近まで布田(ふた)(がわ)断層の南側の山麓基部を並走する全体として南東側隆起(北落ち)を主体とする縦ずれ断層です。出ノ口断層に沿って熊本地震による地震断層が確認されました。また、西原村宮山から出ノ口付近では、北落ちの断層と平行する南落ちの断層が並走しています。 7.7 km
4 北甘(きたあま)()断層 布田川断層と益城町砥川付近で西方に分岐する断層です。断層の連続性をみると、布田川断層の一部を構成していると考えられます。断層が並走し、小規模な地溝帯が形成されています。熊本地震による地震断層が北甘木断層上及びその周辺に確認されました。また、益城町()(いけ)()島町(しままち)北甘木付近では活撓曲(とうきょく)、益城町下原(しもばる)櫛島(くしじま)付近では活褶曲(しゅうきょく)が確認できます。 3.9 km
5 新たに確認された活断層(益城町寺迫(てらさこ)から同町広崎(ひろざき)の断層) 益城町上陳付近で布田川断層から分岐し、益城町()(やま)を経由し同町広崎に延びる断層を布田川断層の一部と位置づけました。この断層上及びその周辺に熊本地震による地震断層が確認されました。また、益城町寺迫から同町広崎までの区間を新たに活断層として確認しました。益城町寺迫から同町福富(ふくどみ)にかけては、段丘面や火砕流台地上で活撓曲(とうきょく)が確認できます。 4.2 km
6 新たに確認された活断層(水前(すいぜん)()断層) 熊本市中央区()鹿(ろく)付近から同市東区沼山(ぬやま)()付近まで断層線が複数走行する断層です。熊本地震による地震断層が一部で新たに確認されました。また、断層線上には活撓曲(とうきょく)が段丘面上に複数確認できます。 7 km
7 新たに確認された活断層(立田(たつた)(やま)断層) 南北走向で北区立田山西縁に沿って分布し、全体的に東側隆起(西落ち)する縦ずれ断層です。一部はこれまで推定活断層とされていましたが、新たに活断層として確認されました。また、並走する西側の活断層線では段丘面上に活撓曲(とうきょく)が確認できます。 2.4 km
 注:断層の長さは本図に表示されている範囲です。
   「」は、参考資料2の「7.用語の説明」を参照

 
2万5千分1活断層図「熊本 改訂版」全体図
熊本

2万5千分1活断層図「熊本 改訂版」全体図
(画像をクリックすると、「地理院地図」上に表示した2万5千分1活断層図の画像が見られます。)

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