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平成29年3月の地殻変動について

発表日時:2017年4月10日(月)16時00分

全国の地殻変動概況

 別紙1~7は、国土地理院が全国に展開している電子基準点等のGNSS連続観測網(GEONET)の観測結果から求めた2017年2月下旬から2017年3月下旬までの1ヶ月間の地殻変動を表したものです。平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が東日本の広い範囲で見られます。
 火山周辺では、硫黄島において継続的な地殻変動が見られます。

トピックス

  • 平成28年(2016年)熊本地震後の地殻変動は全般的に収まりつつあります。(別紙8)
  • 草津白根山周辺では、顕著な地殻変動は観測されていません。(別紙9)
  • 浅間山周辺では、浅間山を南北に挟む基線で2016年秋頃から小さな伸びが見られています。(別紙10)
  • 御嶽山周辺では、顕著な地殻変動は観測されていません。(別紙11)
  • 硫黄島の「硫黄島1」及び「M硫黄島A」の隆起が続いています。「硫黄島2」は、南向きの変動が継続しています。(別紙12)
  • 霧島山周辺では、平成28年(2016年)熊本地震の影響を受け、全体的に南北方向の短縮が見られましたが、その後目立った変動はありません。(別紙13)
  • 桜島島内の基線では、2016年1月頃からの伸びの傾向であったものが10月頃から停滞していますが、島内北部の隆起は2015年から継続しています。鹿児島(錦江)湾を挟む一部の基線で、2015年1月上旬頃から伸びの傾向が見られます。(別紙14)
  • 口永良部島では、顕著な地殻変動は観測されていません。(別紙15)

補足説明

  • 全国の1年間の地殻変動((2016年3月下旬から2017年3月下旬まで、別紙16)からは、以下のような傾向が見られます。
    • 東北から関東・中部までの広い範囲で、東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。
    • 東北では、2016年11月22日の福島県沖の地震に伴う地殻変動が見られます。
    • 東北及び関東では、2016年12月28日の茨城県北部の地震に伴う地殻変動が見られます。
    • 中国では、2016年10月21日に発生した鳥取県中部の地震に伴う地殻変動が見られます。
    • 九州では、2016年4月14日以降の平成28年(2016年)熊本地震に伴う地殻変動が見られます。
    • 硫黄島では、島内の地殻変動が見られます。
    • その他の地域では、プレート運動による定常的な地殻変動が見られます。

別紙一覧

問い合わせ先

国土交通省国土地理院
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
地理地殻活動研究センター  地殻変動研究室長  矢来 博司    (029-864-6925)
測地観測センター      地殻監視課長    丸山 一司    (029-864-5971)
測地観測センター      地震調査官     宮川 康平    (029-864-4825)
                               FAX 029-864-8381

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