【別紙１】注１：電子基準点のリアルタイムデータについて

  ＧＰＳ衛星から送信され、電子基準点で受信して得られるデータは位相データとよばれています。その内容はGPS衛星の移動とともに時々刻々変化します。位置の座標値を知りたい場所にGPS受信機を設置し、そこで得られた位相データと、あらかじめ位置が正確に測られている電子基準点で同時に得られた位相データとを計算処理すると、受信機の位置座標値を正確に求めることができます。 「リアルタイムデータ」とは、電子基準点で受信した１秒毎の位相データを常時接続回線によりリアルタイムで提供しているものです。これを用いれば、位置座標値を即座に高精度で求めることができ、測量だけでなく、位置情報に関する新産業創出にも役立つものと期待されています。