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平成15年十勝沖地震後に発生している地殻変動について

発表日時:2003年09月30日(火) 20時30分

 国土地理院(院長 星埜由尚(ほしのよしひさ))が全国に展開している電子基準点(GPS連続観測点)により、平成15年十勝沖地震(9月26日)発生後の地殻変動(余効変動)が検出されました。

 9月27日から9月29日にかけて、えりも1測点が2.7cm、えりも2観測点が2.1cm南東方向に変動したのを始めとして、襟裳岬を中心とした北海道の広い範囲で地殻変動が観測されています(別紙1)。地殻変動の空間的な分布は9月26日の本震に伴う地殻変動と類似しており、規模は小さいが本震と類似の断層運動によるものであることが推測されます。

 断層の位置が本震と同じであると仮定して、観測値を説明する断層モデルを作成したところ、本震よりやや広がった断層面で滑り量が約14cmと推定されました。この断層運動に相当するモーメントマグニチュード(Mw)を求めると、Mw=6.6となります(別紙4)。

添付資料

別紙1 平成15年十勝沖地震前後の1日毎の座標変化
   (えりも1観測点、東西成分、青森県岩崎観測点を固定)
別紙2 平成15年十勝沖地震後に発生した余効変動
別紙3 平成15年十勝沖地震に伴う地殻変動
別紙4 電子基準点データから推定した余効変動の断層モデル


備考1 別紙1のグラフ中、9月26日の解析結果には地震前のデータが一部使用されているため、純粋に地震後の値ではない。
備考2 地震時の地殻変動の数値が9月26日の速報結果と異なるのは、今回のデータの方がより精度が高いこと、および固定点をより変動の小さな観測点に変更したことによるものである。

問い合わせ先

国土地理院 〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 029-864-1111(代表)
 測地観測センター地震調査官
   畑中  雄樹 029-864-4825(直通)
 地理地殻活動研究センター地殻変動研究室長
  今給黎 哲郎 029-864-6925(直通)

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