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岩手、山形、鹿児島の全域の新たな数値地図の提供を開始

―「数値地図25000(空間データ基盤)」(岩手、山形、鹿児島)を刊行―

発表日時:2003年01月27日(月) 14時00分

  国土地理院(院長  星埜由尚[ほしの よしひさ])は、日本全国をカバーする数値地図として地理情報システム(GIS)の基盤となる「数値地図25000(空間データ基盤)」の提供をすすめていますが、2月1日から、岩手、山形、鹿児島各県の全域データの提供を始めます。

  GISは、コンピュータ上で地図と各種の統計情報等を関連付けて扱うもので、行政をはじめ、企業、個人の活動の様々な側面において、生活空間を支える基盤的技術として幅広い利用が期待されているものです。今回提供する「数値地図25000(空間データ基盤)」は、均質な精度で日本全国の整備を進めている基盤的な地図データであり、広域な範囲を対象に、都市計画、防災対策、福祉医療、施設管理、マーケティング、ナビゲーション等の様々な目的における利用が想定されます。

  「数値地図25000(空間データ基盤)」は、これまでに北海道の4支庁と26府県分のデータが提供されており、今回提供分を含めて、北海道の4支庁と29府県分をカバーしたことになります。平成14年度末までには全国のデータを提供する予定です。

  「数値地図25000(空間データ基盤)」は、国土地理院の地図を取り扱っている全国の書店又は財団法人日本地図センターで購入できます(消費税込価格1枚7,500円)。



問い合わせ先

 国土地理院
       地理情報部地図情報課長       板東 與實
         茨城県つくば市北郷1番               TEL 029-864-5962
(岩手、山形)東北地方測量部測量課長       鈴木 宏昭
         仙台市宮城野区五輪1-3-15  仙台第3合同庁舎  TEL 022-295-8518
  (鹿児島)九州地方測量部次長         平出 美則
         福岡市博多区博多駅東2-11-1 福岡合同庁舎    TEL 092-411-7902

数値地図25000(空間データ基盤)の内容

  数値地図25000(空間データ基盤)のデータ内容は、以下のとおりです。

2万5千分1地形図に相当する精度を保持。
道路中心線、鉄道中心線、河川中心線、水涯線、海岸線、行政界、基準点、地名、公共施設、標高の10項目のデータ。
原則として、1つの都道府県のデータをCD-ROM1枚に格納。
各市区町村別のファイル。市区町村間の接合は確保。

<項目の詳細>
  道路(位置、名称、国道番号、高速道or一般道、有料or無料、幅員、橋、トンネル、雪覆い)
  鉄道(位置、名称、JR線orその他、駅、橋、トンネル、雪覆い)
  河川(位置、名称、一条河川or二条河川)
  水涯線(位置、湖岸線)
  海岸線(位置)
  行政界(位置、確定境界or未定境界、都道府県界or市区町村界)
  基準点(位置、種類、標高値)
  地名(位置、名称)
  公共施設(位置、名称、国or地方公共団体)
  標高(位置、標高値)

  また、このデータは、GISにおいて容易に活用することが可能となるようなベクトル形式のデータとなっており、道路中心線、鉄道中心線、河川中心線については、ネットワーク化可能、水涯線(河川水涯線、湖岸線)、海岸線、行政界については、ポリゴン化可能なデータとなっています。

  なお、このデータは、「地理情報標準」に準拠しています。

ベクトル形式:点、線、面を認識できるような構造を持つデータ。
ネットワーク化:道路における交差点等で線分の接合されていること。最短経路検索等が可能となる。
ポリゴン化:行政界等の領域を示す線分が多角形を生成していること。領域の内外判定等が可能となる。
地理情報標準:異なるGIS間で地理情報を相互利用するため、データの交換方法を定めたもの。国際標準に準拠して作成されたもので、政府の地理情報システム(GIS)関係省庁連絡会議において政府の「技術的な標準」として位置づけられている。


「数値地図25000(空間データ基盤)」データ表示例
(岩手県盛岡市の一部)

データ表示例 岩手県盛岡市の一部

「数値地図25000(空間データ基盤)」データ刊行範囲

数値地図25000 データ刊行範囲

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