有珠山火山活動に伴う地殻変動(3)
発表日時:2000年03月31日(金) 23時00分
建設省国土地理院(院長 城処求行)は、3月27日から地震活動が活発化している有珠山の山体変化を把握するため、有珠山周辺の電子基準点でGPS連続観測を行っております。
28日までは、顕著な地殻変動は認められませんでしたが、その後3月29日までに、有珠山を取り囲む電子基準点「壮瞥」、「虻田」、および「伊達」の間の距離に約1cmの伸びが観測されました。(30日午前6時に発表済)
その後も「伊達」-「壮瞥」間は伸びが続いていましたが、「壮瞥」-「虻田」、「伊達」-「虻田」間の距離は、縮み方向に転じていました。(31日午前11時30分発表済)
31日13時10分ころ発生した有珠山北西部の噴火後も、「伊達」-「壮瞥」間は伸び、「壮瞥」-「虻田」及び「伊達」-「虻田」間は縮み、噴火前と同様の傾向が続いています。
なお、「伊達」-「虻田」間は、噴火の前後でこれまでより大きな約1.5cmの縮みが見られます。
28日までは、顕著な地殻変動は認められませんでしたが、その後3月29日までに、有珠山を取り囲む電子基準点「壮瞥」、「虻田」、および「伊達」の間の距離に約1cmの伸びが観測されました。(30日午前6時に発表済)
その後も「伊達」-「壮瞥」間は伸びが続いていましたが、「壮瞥」-「虻田」、「伊達」-「虻田」間の距離は、縮み方向に転じていました。(31日午前11時30分発表済)
31日13時10分ころ発生した有珠山北西部の噴火後も、「伊達」-「壮瞥」間は伸び、「壮瞥」-「虻田」及び「伊達」-「虻田」間は縮み、噴火前と同様の傾向が続いています。
なお、「伊達」-「虻田」間は、噴火の前後でこれまでより大きな約1.5cmの縮みが見られます。
電子基準点間の距離
「伊達」~「壮瞥」 約10Km
「壮瞥」~「虻田」 約11Km
「伊達」~「虻田」 約12Km
「壮瞥」~「虻田」 約11Km
「伊達」~「虻田」 約12Km
問い合わせ先
建設省国土地理院
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
地理地殻活動研究センター
地殻変動研究室長 村上 亮 (直通)0298-64-6925
測地観測センター
地震調査官 今給黎 哲郎 (直通)0298-64-4825
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
地理地殻活動研究センター
地殻変動研究室長 村上 亮 (直通)0298-64-6925
測地観測センター
地震調査官 今給黎 哲郎 (直通)0298-64-4825