第3部 特別企画
「陸域観測技術衛星『だいち』を利用した国土の把握」

【招待講演】

「だいち」による森林観測計画(京都・炭素観測計画)
及び将来衛星計画

JAXA 地球観測研究センター  
研究領域リーダ 島田 政信  

 L-band合成開口レーダは信号の波長が23cm程度と長く森林への電波透過性に優れること、また、森林域と非森林域の識別が容易なことから、森林やその近辺の環境の監視、森林伐採の監視に有効であることが1990年代半ばより明確になってきた。JAXAは関係機関と協力して、性能の向上した「だいち」に搭載されたPALSARを用いた森林観測を推進している。本発表では、森林とL-band SARそして得られる成果について報告する。また、次期SAR計画についても紹介する。

全文【PDF:1,160KB】


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