第3部 特別企画
「陸域観測技術衛星『だいち』を利用した国土の把握」

「だいち」による災害状況把握と今後への期待
−ALOS/PRISM,AVNIR-2の活用−

防災地理課長 田中 庸夫  

 地球観測衛星は、周期的に広域の観測が可能である反面、再訪日数の関係で災害直後などの画像が必ずしも取得できない、対象地域が雲に覆われている時は光学センサは利用できないなど制約がある。これらの限られた条件のもとでも災害箇所の抽出を効率的に行う手法について、「だいち」の画像を用いた検討結果について紹介し、今後、複数の高解像度衛星を利用した災害発生初期の災害状況把握のあり方について報告する。

全文【PDF:479KB】


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