陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の利用
国土地理院では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との協定に基づき、平成18年1月24日に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)のデータを、国土の地理情報の把握等に利用できるよう研究を進めています。
トピックス
- 人工衛星データを用いて岩手・宮城内陸地震に伴う面的な変動が明らかに(第1報)(H20.6.25)
- 2008年5月21日中国・四川省の地震に伴う地殻変動と震源断層(H20.6.4)
- 人工衛星データを用いて中国・四川省の地震に伴う地殻変動を面的に把握(第1報)(H20.5.21)
- 陸域観測技術衛星「だいち」でスマトラ島沖地震の発生メカニズムを解明(第1報)(H20.2.25)
- 人工衛星データの解析により平成19年(2007年)新潟県中越沖地震に関連した地殻変動を新たに発見(H19.10.2)
- 「硫黄島(いおうとう)」の2万5千分1地形図を刊行(H19.8.28)
- 『SAR干渉画像公開ページ』を開設しました。(H19.8.15)
- 「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」の震源断層モデルを推定(H19.7.26)
- 人工衛星データを用いて「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」に伴う地殻変動を面的に把握(第1報)(H19.7.20)
- 人工衛星データを用いて「平成19年(2007年)能登半島地震」に伴う地殻変動を詳細に把握(H19.4.12)
- 人工衛星データを用いた硫黄島の地殻変動の調査結果について(H19.1.12)
- 人工衛星データを用いた硫黄島の地殻変動の試験的調査の結果について(H18.11)
- ジャワ島南方沖地震による津波災害状況の把握(H18.7)
- インドネシア・ジャワ島中部地震による被災地域の衛星画像図(H18.5)
地球を見つめる3つの目
「だいち」には3つのセンサが搭載されています。(各センサの説明については、JAXAのウェブサイトにリンクしています)
- PRISM(パンクロマチック立体視センサ)
可視光で同時に3方向の画像を取得します。 - AVENIR-2(高性能可視近赤外線放射計2型)
土地の利用や植生などを調べます。 - PALSAR(フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダー)
夜間や悪天候でも陸域観測が可能です。
国土地理院における「だいち」利用への期待
- 「だいち」画像による地形図の修正
2時期の「だいち」の画像を利用することにより国土の変化抽出を行うなど、2万5千分1地形図の迅速な更新が期待されます。 - 地表面の状況を把握する
災害時の状況把握や土地利用の変化の抽出を行います。 - 地殻や地盤の変化を捉える(干渉SAR)
干渉SAR技術により地震後の変動や地盤沈下の状況を適確に捉えます。また、火山噴火の前兆現象を捉えられる可能性もあります。 - 国際社会への貢献
世界中のどの地域のデータも2日以内に得る機能により災害対応に役立てます。また全球を対象とした、地球地図プロジェクトなどの進展が期待されます。 - 「だいち」を利用した地理表現の研究
「だいち」の画像と地形図の標高データを組み合わせ新しい地理情報の表現方法の研究をします。

