測量の結果(観測手簿)

測量の結果(観測手簿)

画像:観測手簿

観測手簿


一等三角測量が実施された明治初期は、アラビア数字が苦手という技術者も多数いたようで、「1棒、2のん、3耳、4ケ、5ち、6鼻、7鍵、8瓢、9のし」という算用数字の暗記法さえあったといわれます。

 

また、読みや計算の誤りを極力防ぐため、技術者には模範数字というものが指示されました。ここにある「観測手簿」に記載された特徴的な数字は、その例に沿ったものです。