一等三角点標石の構造
一等三角点標石の構造
三角点標石の構造1
三角点標石の構造2
一等三角点標石の重さは、柱石が90kg、盤石が45kgもあります。標高2,000m以上の高山にこれを運び上げるには相当の苦労があったようです。
また、私たちが通常見ているのは、標石全体のほんの一部でしかありません。上部から順に、柱石、盤石、下方盤石があり、平地部などには4つの保護石もあります。盤石と下方盤石は、もしものために復元できるように設置したもので、それぞれの中心線が一致しています。ただし、高山地などでは下方盤石がないものもあります。