企画展「近代測量の幕開け」
企画展「近代測量の幕開け」
開催案内
平成30年(2018)は、明治元年(1868)から満150年に当たります。
明治以降、近代国家への第一歩を踏み出した日本は、明治期において多岐にわたる近代化への取り組みを行い、国の基本的な形を築き上げていきました。
今回、国土地理院「地図と測量の科学館」においても、江戸から明治になり近代国家の礎となる測量や地図の世界を伊能忠敬の時代から明治期の測量機器や地図を中心に展示し、近代測量の幕開けとして紹介します。
近代測量は、明治12年(1879)に全国測量・全国地図作成の基礎計画が打ち出され測量の基準となる一等三角点、一等水準点を設置する基準点測量が実施されることから始まりました。
また、地図については、近代化に向けて国土の現状を迅速に把握する必要から、都市域を平板測量により測量した迅速測図原図(関東平野)の作成が始まりました。
その成果物である「迅速測図原図(関東平野)」を、今回の企画展では原本の一部を展示します。
日頃何気なく使用している測量技術や地図について、近代測量の幕開けであった明治期の測量機器や作成された美しい地図をご覧いただき、先人達の技術を感じるとともに、日本の国土及び国民の生命と財産を守るために必要不可欠である測量や地図の重要さを感じていただければ幸いです。
会期
2018年11月13日(火)から12月24日(月)
会場
国土地理院「地図と測量の科学館」2階 特別展示室
企画展紹介
みどころ
(1)伊能忠敬の測量と地図
(2)明治期の測量と地図
・基準点と三角測量
・迅速測図原図(原本)を公開
(3)測量と地図の役割
(2)明治期の測量と地図
・基準点と三角測量
・迅速測図原図(原本)を公開
(3)測量と地図の役割
展示風景
展示パネル一覧
本企画展に使用したパネルにつきましては、PDFにてご覧いただけます。
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企画展「近代測量の幕開け」