ギャラリー展「どこでも測る測量士!!~極寒の南極と噴火した西之島~」
ギャラリー展「どこでも測る測量士!!~極寒の南極と噴火した西之島~」
開催案内
国土地理院は第1 次日本南極地域観測隊から現在まで毎次隊員を派遣し、南極観測活動に携わっています。2017年は、南極に日本の昭和基地が開設されてから60年。これを機に国土地理院の南極観測活動を紹介するとともに、国土地理院がこれまでに作成してきた様々な南極の地図や、観測隊員が撮影した南極の写真などを展示します。
また、東京から南方約950kmに位置する西之島は、2013 年に始まった噴火によって島の地形が大きく変化しました。国土地理院では、西之島の正確な位置決定と地図の更新に必要な三角点を設置するため、2016年10月に西之島に上陸し現地測量を実施しました。この西之島における現地測量の様子と、噴火後初めて提供した西之島の新しい地図などを紹介します。
南極観測船「しらせ」や西之島の火砕丘をバックに写真が撮れる記念撮影ブースや、西之島の溶岩も展示しています。
会期
2017年6月6日(火)~9月18日(月)
会場
国土地理院「地図と測量の科学館」 1階 地図のギャラリー
ギャラリー展紹介
みどころ
- 南極地域観測隊の活動・・国立極地研究所HP、国土地理院の南極での活動を紹介
- 地図と写真で見る昭和基地の変遷・・「昭和基地」(1957年作成:縮尺1:1,000地形図)、「昭和基地」(2015年作成:1:2、500写真図)など10点を展示
- 南極ってこんなところ・・国土地理院の観測隊員が撮影した南極の写真を紹介
- 写真で見る西之島の変遷・・西之島の拡大の様子を測量用航空機「くにかぜ3」が撮影した写真で紹介
- 新たな陸地を測る・・西之島での測量作業風景を写真と映像で紹介
- 噴火後初めての地図を提供・・西之島の「2万5千分1地形図」や「火山基本図データ」の展示
展示風景
展示パネル一覧
本ギャラリー展に使用したパネルにつきましては、PDFにてご覧いただけます。
ファイルサイズの関係で、7分割しています
ギャラリー展「どこでも測る測量士!!極寒の南極と噴火した西之島」