企画展「地図で知るふるさとつくば」(前期)」

企画展「地図で知るふるさとつくば」(前期)」

画像:地図で知るふるさとつくば(前期)

展示概要

本企画展は、筑波山麓を中心として、つくば市一帯にわたる村々の古絵図を展示したものです。江戸時代から明治初期にかけて描かれた古絵図とともに、現代の地図や航空写真もあわせて掲げ、古今の変遷がわかるように配慮致しました。

貴重な古絵図は、その多くが地元に大切に保管されてきたものであり、今回このように一堂に会して一般公開されたのは初めてのことです。

古絵図は、写真の無かった時代の当時の人々の生活空間を、ビジュアルに今日に伝える記録であり、きわめて貴重な歴史の史料です。昔の村々の景観を彷彿させ、かつての土地利用形態がどのようであったかを示すと同時に、また、人間の生活の営みと自然の利用とが調和していた平和な世界を展開して、現代の自然環境問題にも資するところがあると考えます。

このような貴重な史料である古絵図を見て、現代のつくばから江戸時代のつくばへのタイムトラベルを楽しんで頂けたことと思います。