いばらき児童生徒地図作品展

第12回(平成23年) 茨城地区 主催:いばらき児童生徒地図研究会

作品展の概要

「いばらき児童生徒地図作品展」は、茨城県の小・中学生が身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察、調査し、それらを地図として表現することにより、環境や地図さらには地域に対する関心を深めることを目的に開催されています。

作品:地震・津波・・・その時わたしたちは?

最優秀賞

作品名:「地震・津波・・・その時わたしたちは?」

受賞者:日立市立田尻小学校 5年 正木知花、瀬谷稚楓

作品主旨:2011(平成23)年3月11日午後2時46分に大地震が起き、わたしたちの町にも津波がやってきた。地震や津波が起きた直後の地域の様子や対応を調べることで、わたしたちの市や町、施設では、地震や津波に対応するためのいろいろな備えや訓練が行われていることがわかった。これからも、市や町の取り組みが継続して行われていくこと、そして施設でも避難訓練を繰り返し行っていくことが大切でることを改めて実感した。


作品:土浦れんこんMAP

優秀賞

作品名:「土浦れんこんMAP」

受賞者:土浦市立都和南小学校 3年 岡本明佳

作品主旨:8月の初め、美しいはすの花が国道沿いの水田に咲いていました。それを見て土浦のれんこんについて調べようと思いました。まず、稲田とはす田の場所を調べ、地図を色分けしました。そして、れんこん作りに関わる場所訪ねて、いろいろな人のお話を聞きました。農家の人たちがたんせいこめて作ったれんこんを運んだり、売ったりする人たちがいるから、私たち食卓においしいれんこんが届くのだということが分かりました。


作品:茨城県の発電所マップ -再生可能エネルギー利用発電所の現状-

優秀賞

作品名:「茨城県の発電所マップ -再生可能エネルギー利用発電所の現状-」

受賞者:水戸市立緑岡中学校 2年 松田耀司

作品主旨:3月11日の東日本大震災による原発事故で再生可能エネルギーへの推進する動きが強まってきている。そこで、私の住んでいる茨城県では、再生可能エネルギーの発電所がどのくらいあるのか調べた。調査は、インターネットを開いて行い、また、再生可能エネルギーの発電所をいくつか訪問した。調査の結果、茨城県の発電所のうち、再生可能エネルギー発電の割合は、わずか2%であった。私は、これをもっと広げていくべきだと考える。


作品:君田のキケンマップ

優秀賞

作品名:「君田のキケンマップ」

受賞者:茨城県高萩市立君田小学校 6年 佐藤椋太

                         5年 中田美衣菜

作品主旨:標高615mの山間部にある本校は、自然豊かな素晴らしい環境である。一方、スズメバチやイノシシ、蛇などの危険な動物に遭遇することもある。また、冬の積雪や路面の凍結などの危険もある。さらに、東日本大震災により道路の陥没や土砂崩れなどの危険地点もできた。それら、学区内の危険個所を一枚の地図にまとめた。


作品:トンボから考える谷津田の環境

優秀賞

作品名:「トンボから考える谷津田の環境」

受賞者:牛久市立牛久第三中学校 科学部 3年 築井大樹、高野公志、谷中辰弥、栗原将風

                             2年 山口達也

                             1年 北島佳奈、池邉渓、池田康太郎

作品主旨:本校科学部では、7年間にわたって牛久沼周辺の環境調査を行ってきた。その中でも休耕田と耕作田の入り混じる谷津田A、耕作田の多い谷津田B、休耕田の多い谷津田Cについてトンボの種類と数に注目して比較し、分布主題図で表した。その結果、牛久沼周辺の谷津田では様々な種類のトンボが生息しており、豊かな環境が残っていることがわかった。また、トンボはその生活に適した場所で多く見られることがわかった。