第13回全国児童生徒地図優秀作品展 国土交通大臣賞等の表彰式
国土交通大臣賞等の表彰式
平成22年1月14日(木)国土交通大臣室
左から服部彩音さん、前原大臣、渡邉幸作君
国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて企画展「第13回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。
これらの優秀作品の中から特に優れた作品に対して、国土交通大臣賞、文部科学大臣賞を授与しており、その表彰式が1月14日(木)国土交通大臣室で執り行われました。表彰式には、国土交通大臣賞の岐阜市立芥見東小学校5年服部彩音さん、文部科学大臣賞の鳥取市立湖山西小学校5年渡邉幸作君とそれぞれのご両親等が出席され、前原誠司国土交通大臣から表彰状と記念品が授与されました。
受賞作品紹介
国土交通大臣賞
作品名:「洞のつく地名」探究
受賞者:岐阜市立芥見東小学校5年 服部 彩音(はっとりあやね)
作品主旨: 私の家は「大洞」、祖母の家は「三田洞」にあります。「どうして『洞』がついているのか。」など、ぎ問をもちました。そこで、そこの様子を調 べました。「洞のつく地名」は、土地の高さが「少し高い所」に集まっていました。山に囲まれ、古くから伝わるものを大切にしている所が多くありました。「○○洞」の「○○」にも意味があると思いました。昔の人は住んでいる所の特ちょうから地名をつけ、自然や歴史を大切にして過ごしてきたのだと思いました。
文部科学大臣賞
作品名:げき戦!フルVSセルフ -ガソリンスタンドの熱き戦い-
受賞者:鳥取市立湖山西小学校5年 渡邉 幸作(わたなべこうさく)
作品主旨:最近、「セルフ」のかん板を掲げたガソリンスタンドをよく見るようになりました。そこで、どこにどちらのタイプのスタンドがあるかを調べ、フルサービスとセルフサービスを色分けして表しました。スタンドの大きさを比べる目安として、給油機の台数や給油ノズルの本数も記入しました。分布は地図で、数は表やグラフで表してみると、セルフは市の中心部より少しはなれたところに多いこと、旧町村部はフルサービスが多いことなどの特ちょうが見えてきました。マネージャーさんへのインタビューからは、それぞれのスタンドがお客さんを増やすために工夫していることを知ることもでき、興味深かったです。