児童生徒地図作品展

第23回(平成29年) 岐阜地区 主催:岐阜県図書館

作品展の概要

「児童生徒地図作品展」は、岐阜県内児童生徒の自主的な研究活動を奨励し、地図に関する興味や関心、活用能力を高めることを目的に10月から11月に開催されています。

作品:小学校・中学校統廃合map 関・美濃半世紀の歩み

文部科学大臣賞岐阜県知事賞

作品名:小学校・中学校統廃合map 関・美濃半世紀の歩み

受賞者:岐南町立岐南中学校 2年 杉江 俊哉

作品主旨:小中学校の統合によって校区が拡大し、児童・生徒が遠くの学校にまで通わなければならないことを知り、興味をもちました。実際の通学状況を調べ、その結果を地図を使ってうまく表したかったです。
山間部の過疎地を予想はしていましたが、現在の子供の数があまりにも少ないことに驚きました。また、通学距離も驚くほど長く、自分の環境がいかに恵まれているかを改めて知りました。


作品:勇多香の岐阜中山道走破旅

岐阜県教育長賞

作品名:勇多香の岐阜中山道走破旅

受賞者:岐阜市立合渡小学校 4年 坂 勇多香

作品主旨:ぼくは、河渡宿にすんでいます。テレビで御嵩宿から日本橋まで自転車で旅するすがたを見て、岐阜県を中山道で横断しようと思いました。ぼくの旅を知ってもらうために地図に表しました。
ぼくはたくさんの宿場町を周って、いろいろな人と出会い、地元のひとが町を大切にしていることがよく分かりました。中山道は今の町も昔の町も自然も味わえる道です。


作品:夏休み 岐阜県制覇だ 芭蕉の碑

国土地理院長賞

作品名:夏休み 岐阜県制覇だ 芭蕉の碑

受賞者:岐阜市立三輪北小学校 6年 櫻木 成夢

作品主旨:学校で各務支考に関わって俳句の勉強をした時に、支考の師にあたる松尾芭蕉に興味をもちました。4年生で岐阜市内を、5年生で西濃地域を中心に地図にまとめたので、今年は残る県内地域を全てやり切りたいと思い、この地図を作りました。
3年続けて芭蕉に関する地図作りを行い県内すべてやり切ることができ、芭蕉のことがたくさん分かってうれしかったです。地図の作り方では、学校で習った地図記号や縮図を利用すると、どんどん分かりやすい地図にかわっていき、うれしかったです。


作品:割り箸から考える僕たちの森~日本の森林事情

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:割り箸から考える僕たちの森~日本の森林事情

受賞者:岐阜大学教育学部附属小学校 6年 尾崎 功汰・尾崎 正汰

作品主旨:岐阜県は8割が森林でおおわれた日本で2番目の「山の国・木の国」です。僕達は山や森のことを学ぶため、この夏、岐阜・郡上市の森を見学しました。『「国産材の割り箸」は森を守ることができる』という木こりの方の言葉に衝撃を受けました。
国産材割り箸を広める活動をしている人や企業を取材し、森を守ることがいかに大切かを学びました。一人一人の心がけが森を守るための大きな力となることを確信しました。


作品:なぜ、無くなった?岐阜の路面電車

(公社)日本地理学会会長賞

作品名:なぜ、無くなった?岐阜の路面電車

受賞者:岐阜市立早田小学校 4年 鰐部 七海

作品主旨:私の家の近くには、「昔路面電車が走っていた」と教えてもらいました。私は、自分の家の近くに電車が走っていたなんてとてもおどろいたので、調べようと思いました。
せっかく家の近くに電車が通っていたのになぜ無くなってしまったのか、いろいろな面から考えることができてよかったです。岐阜市がもっと住みやすい街になってくれるとうれしいです。


作品:きゅう食の食ざいはどこで作られているのかな?

岐阜地理学会会長賞

作品名:きゅう食の食ざいはどこで作られているのかな?

受賞者:土岐市立土岐津小学校 3年 内海 沙彩

作品主旨:給食センターの人の話を聞き、土岐市で作られている食ざいを給食に出していると知りました。土岐市のどこでどんな食ざいが作られているか知りたくて調べました。
食ざいは、つる里・そ木で多く作られていました。取材をしてどの人も土岐市の子どものために作ってくれている事が分かりました。だから給食を残らず食べたいです。


作品:たからものみつけたよ ぎなんちょうタンポポちず 2017

岐阜県図書館長賞

作品名:たからものみつけたよ ぎなんちょうタンポポちず 2017

受賞者:岐南町立北小学校 1年 加藤 嘉人

作品主旨:かのうじょうしこうえんであそんでいるとき、ニホンタンポポをみつけました。ぼくのすんでいるぎなんちょうにもさいているかしらべたくなりました。
タンポポさがしはたいへんだったけど、たからさがしみたいでした。これから、もっとべんきょうしてぎなんちょうのたからものみたいなタンポポをまもりたいです。