いばらき児童生徒地図作品展

第16回(平成27年) 茨城地区 主催:いばらき児童生徒地図研究会

作品展の概要

「いばらき児童生徒地図作品展」は、茨城県の小・中学生が身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図として表現することにより、環境や地図さらには地域に対する関心を深めることを目的としています。毎年11月~12月にかけて作品展が開催されています。

作品:ここは海抜何m?

奨励賞/最優秀賞

作品名:ここは海抜何m?

受賞者:水戸市立緑岡中学校 2年 中野 うらら

作品主旨:母の実家、高萩市は、海と山に囲まれた自然豊かな町です。そんな高萩も震災で津波の被害にあい、その後「ここは海抜○m」という標示をよく目にするようになりました。海に面していない水戸市では見慣れない標示でした。
そこで、場所でどの位海抜に違いがあるのか、津波の時の避難方法、公衆電話の場所等を地図にまとめることで、この作品を見た人が地域の防災に関心を持ち、役立ててくれたらなという思いで作成しました。

 


作品:つくば市の地形とまちの変化

優秀賞

作品名:つくば市の地形とまちの変化

受賞者:つくば市立春日小学校 5年 髙見 陽菜

作品主旨:私は東京オリンピックの会場建設や交通網整備のニュースを見て、筑波科学万博から30年経ったつくば市がどのように変化してきたか調べたくなりました。まず地形図を色分けし、地形と土地の利用のされ方を考えました。また明治~平成の地図で主な道路の変化を観察しました。日本を代表する研究機関や大学等ができ、人口と車の増加に合わせ広い道路が計画的に造られ、生活の便利さと豊かな自然が残る理想的なまちに変化していました。


作品:あづマップ あづまの昔・今・未来

優秀賞

作品名:あづマップ あづまの昔・今・未来

受賞者:つくば市立吾妻小学校 3年 3年1組全員

作品主旨:つくばスタイル科(つくば市独自の教科)の学習で,国土地理院の先生に50年ほど前の吾妻の地図を見せていただき,児童は昔の吾妻が今と全然違うことに気付いた。そこで,昔と今とを比較する地図を作成することにした。今自分たちが住んでいる建物,よく利用している駅,公園,図書館等が作られ,吾妻がどんどん変化している様子から,吾妻の昔,今を見つめ,未来の吾妻に希望をふくらませて地図に表現した。


作品:ぼくらの住む町 幸久のよい所マップ ~さきくっ子 とことん 調べ隊!!~

優秀賞

作品名:ぼくらの住む町 幸久のよい所マップ ~さきくっ子 とことん 調べ隊!!~

受賞者:常陸太田市立幸久小学校 6年 郡司 航汰
                        3年 郡司 峻汰
                        1年 郡司 瑛汰

作品主旨:ぼく達がこの作品を作った理由は、幸久の町のよい所をたくさんの人に知ってほしかったからです。幸久の町は、田んぼが広がり、自然豊かな所です。ぼくの住む粟原町の近くには、ため池があり、朝から夕方までつりを楽しむ人達がいます。そこで、人が集まるような場所や、穴場スポットが他の町内にもあるのではないかと思い、もっとくわしく調べて幸久のよい所をたくさん見つけ、わかりやすく地図にしてみました。


作品:私たちの町の道路標識調べ

優秀賞

作品名:私たちの町の道路標識調べ

受賞者:常陸太田市立幸久小学校 4年 内桶 真白
                        2年 内桶 妃彩

作品主旨:わたしたちは、幸久地区内の道路標識についての地図を作りました。それは幸久地区の道路標識の役わりが知りたかったからです。調べてみて道路標識の役目を知ることができました。道路標識はいろいろな場所で役にたっていることがよく分かって良かったです。


作品:時代と共に変化する千波湖

優秀賞

作品名:時代と共に変化する千波湖

受賞者:水戸市立緑岡中学校 2年 猿田 葵生

作品主旨:千波湖は、ダイダラボウの足跡という伝説をきっかけに調べ始めました。那珂川の氾濫によって誕生した千波湖は、江戸時代には、水戸城を守るための堀となり、その後、都市化による埋め立て、食糧難解消の為の田となり、再び湖の姿に戻り、現在は護岸整備され、市民の憩いの場として存在しています。時代の流れの中で幾度となく人々の暮らしに沿って姿と役割を変えた千波湖。地図に戻すことによって千波湖の履歴書が完成しました。


作品:さわる もう学校のまわり地図

優秀賞

作品名:さわる もう学校のまわり地図

受賞者:茨城大学教育学部附属小学校 3年 佐々木 あすか

作品主旨:わたしは、学校で地図を使って学校のまわりについて調べる勉強をしました。いろいろなことがわかって、とてもおもしろかったです。近所にはもう学校があるので、目がふ自由でもちいきについて楽しく勉強できる地図があったらいいなと思いました。
わたしは、地図にのせるものや、どこまでのせたらいいかをもう学校の先生に聞きにいったり、目がふ自由な母にさわってもらい、やくにたつ地図を作ろうとがんばりました。