多摩市身のまわりの環境地図作品展

第18回(平成26年) 多摩地区 主催:多摩市身のまわりの環境地図作品展運営委員会

作品展の概要

「多摩市身のまわりの環境地図作品展」は、日常、触れたり感じている身のまわりの生活環境を取り上げ、自分で観察し、地図として表現することにより、環境の捉え方を身を持って学び、環境に対する理解を深めることを目的に毎年11月から12月頃に開催されています。

作品:多摩市AED設置MAP

国土地理院長賞

作品名:多摩市AED設置MAP

受賞者:多摩市立多摩永山中学校 1年 福島小径

作品主旨:私は学校にあるAEDを見たのがきっかけで、他にどんな所に設置されているのか調べてみたくなり、この地図を作りました。多摩市には、私が想像していたよりも多くのAEDが設置されていて、驚きました。私がこの地図を作る時に一番苦労したことは、地区別のAED設置場所を集計する作業でした。この地図を見て、AED設置場所を知り、いざという時に役立ててほしいです。


作品:鶴見川水質調査MAP

(一社)環境情報科学センター理事長賞

作品名:鶴見川水質調査MAP

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 池田拓未

作品主旨:一級河川である鶴見川の源流が僕の住む町のすぐ近くの多摩丘陵地帯にあることを知り、その場所を訪れてみました。そこにはとてもきれいな湧水がわいていましたが、鶴見川は全国ワースト3にも入る程汚れた川だということを知り驚きました。僕はこのきれいな湧き水がどのように汚れていくのか調べました。河口に近づく程簡単に水を汲める場所が見つからず苦労しましたが、川の様子がよく分り、環境を守る意識が高まったので良かったです。


作品:多摩市小学校 飼育動物MAP

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:多摩市小学校 飼育動物MAP

受賞者:多摩市立豊ヶ丘小学校 6年 瀬角心之介

作品主旨:ぼくはヤギが好きです。ある日、友達から第一小学校にヤギがいると聞きました。そのことがきっかけで、ヤギを見に行きたくなりました。また他の学校はどんな動物を飼っているのかを知りたくなりました。各学校の先生に取材をしている時、先生方の動物への愛情を感じました。また動物のこと以外では、学校の建物が印象的でした。「ぼくの学校も同じ学校にしてほしい。」と思う学校もありました。お忙しい中、お話をして頂き、有難うございました。


作品:多摩市立小学校歌に見られる風景地図

(一社)地図調製技術協会長賞

作品名:多摩市立小学校歌に見られる風景地図

受賞者:多摩市立北諏訪小学校 6年 増田詩南

作品主旨:小学校生活最後の地図作成だったので、思い出になるようなテーマで取組みたいと考えました。ですが、地図は多くの人が見て、わかりやすいものなので自分の思いをどこまで表現するかなど、テーマ選びから悩みました。校歌の特徴を探しているうちに、多摩市が丘陵地帯にあることや、桜やスダジイなど、名所や天然記念物を知ることができて良かったと思いました。中学生になったら、歴史や夏の気温の変化などをテーマに、おもしろい地図を制作したいです。


作品:真夏にさわるとやけどする?注意マップ

(一財)地図情報センター理事長賞

作品名:真夏にさわるとやけどする?注意マップ

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 山田美羽

作品主旨:この作品は、真夏にどんな場所で、どんな物が高温になるのかが分るようになっています。温度別に印をつけてあるので、見た人にやけどに注意してほしいと思います。作品で苦労したのは、地図を細かく分割して正確に書く事でした。場所の位置を確認しながら書く作業はとても大変でした。地図を見て歩くよりも、地図を書いて歩く方が、今ま知らなかった道や建物の発見があり、とても楽しんで制作できました。


作品:多摩市の緑とヒートアイランド

(公社)日本地理学会長賞

作品名:多摩市の緑とヒートアイランド

受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 1年 新村竣

作品主旨:地球温暖化が進み、環境が少しずつ変化している中で、多摩市は公園・緑地・街路樹も多く、緑が豊富なのでとても住みやすいと感じていました。なのでヒートアイランド化を防ぐのに緑がどれだけ大切なのかを、みんなに知って欲しいと思いました。苦労した事は、日に三回の測定や、調査日がとても暑かったことです。市役所の環境課や、グリーンライブセンターで話が聞けたことが良かったです。


作品:すむ、ちかくの公園マップ

日本地図学会長賞

作品名:すむ、ちかくの公園マップ

受賞者:多摩市立南鶴牧小学校 3年 伊藤初実

作品主旨:わたしが、このマップを制作した理由は、自分の住んでいる近くの公園へ行くために、このマップをさん考にしてほしいと思ったからです。苦労したことは、道をペンでぬることや、それぞれの公園の説明を細かく分りやすく書いたことです。全体ができあがった時は、「苦労してマップを作りあげたかいがあったな。」と、すごくうれしくてたまりませんでした。今度は家でもお花などの自ぜんのマップを作ってみたいです。


作品:自然と歴史にふれあう道~多摩よこやまの道~

パルテノン多摩賞

作品名:自然と歴史にふれあう道~多摩よこやまの道~

受賞者:多摩大学附属聖ヶ丘中学校 1年 野口利菜

作品主旨:この作品を制作したのは、自然と歴史文化が残っているよこやまの道を詳しく知りたかったからです。制作するにあたり苦労した点は地図を描くことです。実際歩いて地図を作るということは、距離感や形などを考えなくてはならないため大変でした。よこやまの道に行ったことがない人がこの地図を楽しんで見られるように工夫しました。今まで何げなく見ていた地図がもっと身近に感じられるようになり、もっと違う地図を作ってみたいと思います。


作品:多摩市学校跡地活用MAP

多摩市教育委員会教育長賞

作品名:多摩市学校跡地活用MAP

受賞者:多摩市立多摩永山中学校 1年 横井玲音

作品主旨:僕はサッカークラブの練習で、学校跡地をよく利用しています。多摩市内に学校跡地はたくさんあり、他にどのようなことに利用されているのか興味を持ったので、この作品を制作しました。苦労したことは、名前が変わり、地図やインターネットで調べても場所が確認できない学校があったことです。実際に現地にも行き、調べても分らないことは、多摩市役所に聞きに行きました。この地図を制作して、今後の学校跡地のかかえる問題点などもみえてきて、勉強になりました。


作品:多摩市動植物調査

多摩市長賞

作品名:多摩市動植物調査

受賞者:多摩市立聖ヶ丘中学校 1年 井出萌

作品主旨:私は自然探究部に所属しています。部の活動は野菜を育てたり、その季節の草花を観察しています。今は校内の木のネームプレートを作成中です。そんな時今回の課題があり、多摩市にはどのような動植物が生息しているのか知りたく調べてみようと思いました。多摩市はとても緑が多い市で思った以上にの動植物がいる事に驚きました。多くの動植物が生息できるのは空気がきれいという事なので緑の多い多摩市に住めて嬉しいです。