地域の安全安心マップコンテスト

第8回(平成26年) 全国地区 主催:立命館大学歴史都市防災研究所

作品展の概要

「地域の安全安心マップコンテスト」は、小学生が保護者や家族、地域住民、教員らと一緒に地域の安全安心について調べ、マップを作成することで地域の安全安心に対して関心を持っていただくことを目的に毎年8月末から作品を募集し、10月の表彰式を経て、12月まで作品展を開催しています。

作品:もしもに備えるもしも賀茂川がはんらんしたらどうするの?MAP

最優秀賞

作品名:もしもに備えるもしも賀茂川がはんらんしたらどうするの?MAP

受賞者:京都教育大学附属京都小中学校 5年 石浦咲月

作品主旨:近年、全国各地で大雨や台風による災害がたくさん起きています。京都でも、昨年台風により桂川が氾濫し、大きな被害を受けました。私はこれまで、京都でこのような災害が起こるなんて思ってもみませんでした。私の家や学校の近くには賀茂川があります。もしも賀茂川が氾濫したら・・・どうなってしまい、どうすれば良いのでしょうか。そして、その“もしも”に備えて、私にできることは何なのかを調べ、マップにまとめました。


作品:もし下校している時かみなりがなったらどうする?(わたしの通学路安全マップ)

優秀賞

作品名:もし下校している時かみなりがなったらどうする?(わたしの通学路安全マップ)

受賞者:広島大学附属小学校 3年 木原杏心

作品主旨:雷が鳴る時は雨やどりがてら木の下に行きたくなりますが、木の下は、雷が落ちるのであぶないという事を教わりました。私の通学路は木が多いのでその時はどうしたらよいのか考え、マップを作りました。このマップを見て雷が鳴った時は、どう行動したらよいか考えてもらえたらうれしいです。


作品:突然おそってくる「土砂災害・水害」ご近所 防災MAP

入選

作品名:突然おそってくる「土砂災害・水害」ご近所 防災MAP

受賞者:神戸市立名倉小学校 6年 村上凪沙

作品主旨:私の住む町は山の手で坂が多く、土砂災害警戒区域の中にすっぽり入っています。高齢者や障がい者は災害時に広域避難場所に向かうのはとても難しいと思います。傾斜を測ることにより、土砂災害時の勢いや危機感は感じてもらえると思います。このキツイ傾斜では沢山の人の助けが必要です。ご近所での普段からのお付き合いが大きな連携を生んで危機察知が出来ると信じています。災害に備える努力は今からでもすぐに出来る事です。


作品:いのちをまもるマップ

入選

作品名:いのちをまもるマップ

受賞者:京都市立大薮小学校 3年 植松航
              1年 植松湊

作品主旨:私たちは、近くの川がはんらんしそうになった時、こわいと思いました。だから、マップを作ることにしました。作りはじめて、広いきひなん場所がしん水する場所にあったのでふ思ぎに思いました。調べてみると、地しんがおきた時の火さいからにげるための場所でした。何も知らない事が分かったので、この地いきにおこるとそう定されるさいがいを調べて、地しんと水さいがいについていのちをまもるマップを作りました。


作品:「いざ」という時の安心安全マップ

入選

作品名:「いざ」という時の安心安全マップ

受賞者:高島市立マキノ南小学校 5年 谷健太、水谷 花菜
               4年 山口流星
               2年 山口美桜

作品主旨:私達は、山が近くにある小さな集落に住んでいます。区民は高齢者が多く、今回初めて夏休みのラジオ体操後の時間を使って子供防災訓練を1週間かけて実施しました。その中で区民みんなが使える消火栓(ホースを65ミリメートルから40ミリメートル)を作ってみたり、交差点で事故がおこならなくなるようにするにはなど、小さな集落なりの防災について考えたことを一つの地図にしました。


作品:私の住む街「宇品」の歴史に学ぶ浸水キケンマップ

佳作

作品名:私の住む街「宇品」の歴史に学ぶ浸水キケンマップ

受賞者:広島大学附属小学校 5年 稲川ひなた

作品主旨:私の住んでいる「宇品」には、広島港があり海と川にはさまれた街です。山がないのに坂道がとても多く「どうしてだろう?」と、ずっと不思議に思っていました。市役所が発行している『浸水ハザードマップ』を見ると、宇品で浸水しない場所は道路だということがわかり、どうしてこのような土地になってしまったのか調べてみました。


作品:学校から高台(比治山)への逃げ方マップ 釜石の奇跡~広島版~

佳作

作品名:学校から高台(比治山)への逃げ方マップ 釜石の奇跡 ~広島版~

受賞者:広島大学附属小学校 5年 熊本りお、熊本りま

作品主旨:私達の学校は、標高の低い広島市の三角州の中にあります。学校(標高0.3メートル)にいる時に、大地震で津波が来ることを想定すると、高台へ逃げないといけないと思います。学校から近い高台(比治山)までの1番近くて安全な逃げ方を考えました。実際、第1目標1850メートル地点まで走り続けるのは大変なので、およそ40歩ずつ走る歩くをくり返しました。1・2年生の子にもぱっと見てわかってもらえるように、表現を工夫しました。


作品:私の安全マップ

佳作

作品名:私の安全マップ

受賞者:北本市立中丸小学校 5年 長澤希颯

作品主旨:私の家の近くは国道17号線(中山道)が通り、交通量が多い場所です。しかし、少し道をはずれると暗い道も多く、人通りも少なくなります。そこで、私は詳しく家の周りの道路を調べてみようと思いました。わかったこと、[1]危険な場所にはカーブミラーが設置されている。[2]交通量が少ない場所は街灯も少なく暗い道が多い。


作品:賀茂川 水害から地いきを守るMAP

佳作

作品名:賀茂川 水害から地いきを守るMAP

受賞者:立命館小学校 4年 平野通永

作品主旨:賀茂川のしゅんせつ工事としらさぎの数の変化を調べてどのように賀茂川の安全が守られているかを考えました。動物や植物のことを考えて工事を行えばより豊かな賀茂川になる!!


作品:災害時の下校MAP

佳作

作品名:災害時の下校MAP

受賞者:京都教育大学附属京都小中学校 6年 香月茉莉子

作品主旨:私はもし災害が起こり、家まで歩いて帰らなければならなくなった時に、どの道を通って帰ればよいのか?ということを調べてこのマップに記しました。このマップを作成したことで、帰宅支援ステーションの大切さ、決して近道が良いというわけではないということが分かりました。そして、帰宅支援ステーションの存在をもっと多くの人に知ってもらうべきだと思いました。