児童生徒地図作品展

第20回(平成26年) 岐阜地区 主催:岐阜県図書館

作品展の概要

「児童生徒地図作品展」は、岐阜県内児童生徒の自主的な研究活動を奨励し、地図に関する興味や関心、活用能力を高めることを目的に10月から11月に開催されています。

作品:豆腐店 今昔物語

文部科学大臣賞岐阜県知事賞

作品名:豆腐店 今昔物語

受賞者:岐阜大学教育学部附属中学校 1年 杉山阿依

作品主旨:私の家の周りでは、豆腐店が減少してしまい、今はスーパーやコンビニなどで買っています。20年前から現在までの豆腐店を調べ、その変化と今の豆腐店の現状、原因を調べたいと思いました。20年前と現在で比較したところ、思った以上に減少していることがわかりました。その原因として、若い後継者がいないことや、コンビニなどで安く販売していることが挙げられました。私は、今後、もっと豆腐店を利用していきたいと思いました。


作品:かわりゆくセレモニー  お葬式 のこしたい心

岐阜県教育長賞

作品名:かわりゆくセレモニー  お葬式 のこしたい心

受賞者:岐阜大学教育学部附属中学校 1年 小島彩花

作品主旨:私は、昨年はじめてひいおばあさんのお葬式に出ました。その時、お経を読めないことに気づきました。父や母の子供の頃は、夏休みにお寺にお経を習いに行くことが恒例だったそうです。この研究を通してセレモニーホールと高れい化の関係を知りました。たくさんのおぼうさんが協力していただき、近所の方との交流やご先祖様を大切にする思いを教えていただきました。私も地域の方との関わりを大切にしていきたいと思いました。


作品:迫る地震!!~身の回りの防災~

岐阜県教育長賞

作品名:迫る地震!!~身の回りの防災~

受賞者:本巣市立席田小学校 5年 棚橋拓士

作品主旨:20から30年のうちに南海トラフ地震が絶対来ると言われている。もし地震がおこったら、ぼくにできることはあるのだろうかと思い調べることにした。いろいろな所にインタビューに行き、自助・共助・公助の3つが大切であることが分かった。この研究がぼくには自助として家具の転とう防止や備蓄品の用意をするきっかけとなった。


作品:大雨でここが止まる!郡上の通行止

国土地理院長賞

作品名:大雨でここが止まる!郡上の通行止

受賞者:郡上市立三城小学校 4年 志津野礼奈

作品主旨:郡上市では大雨がふると広報で「県道○○号線が○○から○○の間で通行止です。」と放送が流れます。私はその場所がどこなのか分かりませんでした。郡上市には36カ所も大雨で通行止になる場所がありました。そして、通行止の方法や通行止になる雨量はみんな同じではない事に気付きました。郡上は山が多くて、がけがくずれたり、石が落ちてきたりする危険な所が多いから、通行止をする場所が多いのだと思いました。


作品:ようこそ穂高へ~安全登山を目指して~

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:ようこそ穂高へ~安全登山を目指して~

受賞者:岐阜大学教育学部附属中学校 2年 松永悠彦

作品主旨:去年、穂高岳への基地となる涸沢まで登った。景色の素晴らしさに、今年こそは北穂高岳登頂に挑戦し、歩いたコースの説明と共に、穂高の素晴らしさ、登山の楽しさを紹介したいと思った。地形図をながめながら作ってみて、やはり穂高岳は、岩や崖が多く、険しい山だと分かった。遭難救助をされている方々の思いも分かり、「登山は自己責任」「畏敬の思いで登山しましょう」というメッセージが強く心に残った。


作品:ソーラーを訪ねて300軒

日本地理学会長賞

作品名:ソーラーを訪ねて300軒

受賞者:岐阜大学教育学部附属中学校 1年 杉江実咲

作品主旨:最近、エコなエネルギーとして、注目されているソーラーシステム。岐南町でもソーラーをつけている家が多くなってきました。実際、どのくらい普及しているのか調べてみたくなりました。300軒の家や会社にアンケートしましたが、みなさんとても親切で、応援もしてくれました。アンケートも地図作りも、とても大変でしたが、がんばってやりとげる事ができ、今までにない達成感を味わいました。


作品:川からのおくりもの~木曽の丸石~2014笠松地域

岐阜地理学会長賞

作品名:川からのおくりもの~木曽の丸石~2014笠松地域

受賞者:岐阜大学教育学部附属小学校 3年 尾崎正汰、尾崎功汰

作品主旨:社会科の授業でまちなかたんけんをしました。学校の外へきが正門と東門ではつくりがちがうことや、自分たちの住む笠松町にも、この丸石(木曽の丸石)をつかった神社、寺、建物がたくさんあることに気づきました。自分たちの足で町を歩き、木曽の丸石が使われている場所を探し、地図にしました。木曽川の丸石には長い長い歴史もあり、一つ一つ石採り職人が、川からほり上げ運んできた丸石には昔の人の思いがつまっています。


作品:わたしのつうがくろゴミ0うんどう

岐阜県図書館長賞

作品名:わたしのつうがくろゴミ0うんどう

受賞者:岐阜大学教育学部附属小学校 1年 今井絵理

作品主旨:くるまからわたしのつうがくろに、タバコのすいがらをなげたひとをみかけました。まわりをみるとほんとうにゴミがおおいとおもい、ちずをつくって、どこにどれだけのゴミがあるのかしらべたいとおもいました。なつやすみのあいだ、まいにちかかさずにゴミをひろいつづけました。きれいになったつうがくろをみてほんとうにうれしかったし、どこになにがあるかしらべながら、つくったちずは、ほんとうにたのしかったです。


作品:ぼくの町下呂たのしいところマップ

岐阜県図書館長賞

作品名:ぼくの町下呂たのしいところマップ

受賞者:下呂市立下呂小学校 2年 遠藤匠真

作品主旨:ぼくは、外であそぶことがすきで、2年生になって、今までよりとおくまで行くようになりました。みちや、あそぶところもたくさん知りましたが、生かつかの学しゅうで町たんけんへ行き、もっと下呂を知りたくなりました。ぼくも、おかあさんもしらなかった神社を見つけたり、りょ行に行った気分で、おみやげやさんで買いものをしたり、見たかったおんせんはくぶつかんや足ゆに入り、下呂の町のたのしいところを見つけたことがたのしかったです。


作品:どうしたらいい?ペットと最後までいっしょにくらすために

岐阜県図書館長賞

作品名:どうしたらいい?ペットと最後までいっしょにくらすために

受賞者:岐阜大学教育学部附属小学校 5年 香田栞理

作品主旨:本や映画で殺処分のことを知りました。殺処分を少しでもへらし、ペットと最後までいっしょにくらすために困った時の役に立つ地図を作ろうと思いました。殺処分をへらすためには、飼い主さんが責任を持って、ペットと最後までいっしょにくらすことが、大切だということが分かりました。