第17回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
第17回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
国土交通大臣賞・文部科学大臣賞の表彰式
国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて企画展「第17回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。
これらの優秀作品の中から特に優れた作品に対して、国土交通大臣賞、文部科学大臣賞を授与しており、本年の表彰式が1月14日(火)に、太田国土交通大臣応接室で執り行われました。
表彰式には、国土交通大臣賞を受賞した揖斐川町立揖斐川中学校3年の山口愛加さん、文部科学大臣賞を受賞した神戸市立長坂小学校6年の小渕菜緒子さんが出席され、太田国土交通大臣から表彰状と記念品が授与されました。
左から山口愛加さん、太田国土交通大臣、小渕菜緒子さん
受賞の様子(国土交通大臣賞)
受賞の様子(文部科学大臣賞)
受賞作品の紹介
【国土交通大臣賞】
作品名 : 徳山ダム~立体地図で湖底を見る~
受賞者 : 岐阜県 揖斐川町立揖斐川中学校3年 山口愛加
作品主旨 : 小学校4年生の関ヶ原、中学校1年生の自分が住んでいる地域の立体地図を作ってみて、その続きとして、徳山ダムの立体地図を作ろうと思いました。高低差が1260mあるので、126枚のパネルを重ね合わせました。気の遠くなるような作業だったけど、1年2カ月かけてつくりました。
【文部科学大臣賞】
作品名 : 神戸空襲から考えたこと
受賞者 : 兵庫県 神戸市立長坂小学校6年 小渕菜緒子
作品主旨 : 私が住んでいる神戸市は、戦時中100回を超える空襲を受けた。市民はいつも死を意識して生活していたと思う。焼け野原となったまちから立ち上がった人たちが今の神戸をつくっていることを強く感じ、そのことが一枚の紙に表せるように工夫した。空襲のあった日にちと時刻をシールに書きその場所に貼った。この一枚のシールにどれだけ多くの人々の不安や悲しみがあったかと思うと戦争はあってはならないと改めて思った。