とやまみんなの地図作品展

第7回(平成25年) 富山地区 主催:とやま地図作品研究会

作品展の概要

「とやまみんなの地図作品展」は、富山県内の小・中学生を対象に、身のまわりの環境や地域の姿を観察・調査し、それらを「地図」として表現することにより環境や地図、さらには地域に対する関心を深めることを目的に毎年11月に開催されています。

作品:「しばぞのこうか」 わたしのまちたんけんマップカルタ

審査員特別賞 / とやま地図作品研究会長賞

作品名:「しばぞのこうか」 わたしのまちたんけんマップカルタ

受賞者:芝園小学校 1年 野崎愛加利

作品主旨:わたしは、いつも学校にいくときや、ともだちのいえにいくときや、そろばんきょうしつにいくときは、あるいていきます。でも、いつもきまったみちしかとおりません。おかあさんとおかいものにいくときやかぞくでとおくにあそびにいくときは、くるまでいくのでゆっくりまちのようすをなかなか見ることができないです。だから、わたしのすんでいるまちのようすやまちのおとやたてものやいろんなみせをしりたかったからです。


作品:ぼくのまちととなりのまちのこうつうひょうしき

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:ぼくのまちととなりのまちのこうつうひょうしき

受賞者:新湊小学校 1年 今泉匠

作品主旨:ぼくのいえのまちにしょう学校があります。おうだんほどうを一つだけとおっています。おうだんほどうのちかくに、あおくてまるい、人のえがいてあるひょうしきやあかいさんかくの「とまれ」のひょうしきがあります。ほかにどんなひょうしきがあるか、ちかくをしらべてみました。みつけたひょうしきのいみをインターネットでしらべました。「はじまり」や「おわり」のいみのひょうしきもあってびっくりしました。


作品:富山県の公共図書館MAP

日本測量協会長賞

作品名:富山県の公共図書館MAP

受賞者:大広田小学校 6年 宮武未歩

作品主旨:私は本を読むのが大好きで、近所の分館によく本を借りに行きます。読みたい本が分館にないときときは、司書の方に探してもらったり、インターネットの図書館オンラインを使って取り寄せてもらったりしています。また、たまに、他の図書館に行って、近所の分館では、あまり見かけない本を借りています。そこで、富山県内のどこに、どれくらい図書館があるのか調べてみようと思いました。今回の地図作りでは、富山市の中心部にたくさんの分館があることや氷見市には分館が一つしかないことなどが分かって、とても面白かったです。


作品:野生生物レッドデータ

国土地理院長賞

作品名:野生生物レッドデータ

受賞者:下村小学校 6年 高野義久

作品主旨:図書館で手にとった「野生生物レッドデータとやま」という本を見ると、今まで、富山県で生きていた野生生物が絶滅していることを知りました。また、今後絶滅していくかもしれない生物も本にのっていました。ぼくは、一年生の時から下村の生き物を捕らえて観察していました。その生き物の中には、本にのっているものもありました。絶滅の原因の一つは、水郷地帯だった射水の地が農地の乾田化により生き物の環境を変えたことにあると思い、そのことを地図に表してみました。


作品:舟倉用水の今と昔

富山県測量設計業協会長賞

作品名:舟倉用水の今と昔

受賞者:船峅小学校 6年 大上真奈翠

作品主旨:船峅小学校区の大地を潤す「舟倉用水」。夏休みに親子、地域の方々と共に実際に用水の源流まで歩き、まわりの様子を自分の目で見たり、水の音を耳で聞いたりしながら先人の努力や用水の役割を学んだ。険しい山の中に用水を造った先人の苦労を知り、調べたことを地図にまとめた。毎日、自分たちがおいしい米や野菜を食べていることに感謝の気持ちをもち、自慢の「舟倉用水」をこれからも大切にしていきたいと考えている。


作品:勝木原ぼうけんオリエンテーリング

国土地理院長賞

作品名:勝木原ぼうけんオリエンテーリング

受賞者:西広谷小学校 6年 国奥将樹、小玉和希、小玉瞳、佐野桜
           4年 大平真凛
           3年 佐野菫、小山瑞葵
           2年 野崎小春

作品主旨:本校は高岡市の西山丘陵地にあり、世帯数は百戸あまりと3世帯同居の家庭が多い山村地帯に位置します。全校児童数は9名の小規模校ですが、地域の豊かな自然や人から学ぶ「ひろたん学習」に毎年継続して取り組んでいます。今回は勝木原地区を事前調査し、見所をポイントとしたオリエンテーリングを実施しました。大きなスギの木、湧水、神社等で発見したことを地図にまとめ、学習した成果をリーフレットとして各戸へ配布しました。


作品:富山の世界遺産2013

国土地理院北陸地方測量部長賞

作品名:富山の世界遺産2013

受賞者:五福小学校 6年 渡部天馬

作品主旨:ぼくは、夏休みに広島県へ旅行に行きました。そこで、原爆ドームといつく島神社が世界遺産として登録されていることをしりました。日本には、17個の世界遺産があり、ぼくの住んでいる富山県にも世界遺産があります。それを分かりやすく地図にしてみようと思いました。そして、この富山の自然と文化の宝物が一つでも多く、世界遺産として登録されたらいいなと思います。


作品:とやまはロケ地の宝庫だ!MAP

とやま地図作品研究会長賞

作品名:とやまはロケ地の宝庫だ!MAP

受賞者:片山学園中学校 1年 奥田駿

作品主旨:僕は、新聞で富山県内には映画やアニメのモデルになったロケ地がたくさんあることを知りました。どこにどんなロケ地があるか調べようと思いました。ロケ地を1つ1つ訪れてみると、いつも見ている建物や何気ない風景がロケ地になっていたので驚きました。また、県内には素敵な場所があり、新しい発見もできました。もうすぐ北陸新幹線が開通するので、多くの人が富山県を訪れて欲しいと思いました。