しまね児童・生徒地図作品展

第8回(平成25年) 島根地区 主催:島根地理学会

作品展の概要

「しまね児童・生徒地図作品展」は、島根県内の小・中・高校の児童・生徒が、地図への理解と親しみを深め、目的に応じた地図を作成する技術や正しく活用する能力を身につけることにより、地図利用の普及と向上を図ることを目的に11月に開催されています。

作品:Hospital

国土地理院長賞

作品名:Hospital

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 ⻆來夏

作品主旨:私の住む米子に、医院がどのように分布しているのかを調べ、地図にまとめました。南北5km、東西4kmの範囲を、すべてタウンページで調べました。工夫した点は、エアーブラシなどを使い、色合い、見た目をはっきりとまとめることです。色も統一し、きれいに仕上げました。それぞれの科には、分布している場所に共通点があることがわかりました。タウンページの中で気に入った宣伝広告電話番号ものせました。


作品:ブイ人形を探せ!

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:ブイ人形を探せ!

受賞者:島根県立浜田高等学校 2年 歴史・社研部

作品主旨:浜田市周辺の各地にある奇妙な人形「ブイ人形」について、どのくらいの範囲にどれだけあるか調べてみた。ブイ人形は、地元の方が海に流れ着いた漂着ゴミのリサイクルを目的として作られているもので、沿岸部に多いことがわかった。GPS機能のあるデジカメで写真を撮り、フリーソフト「カシミール3D」でその場所を表示させた地図に、プリクラ風のシールを貼ることで、ブイ人形の形と場所がわかるように工夫した。


作品:四絡地区に於ける生活道路と産業立地(自動車関連・消費関連)との関係性

国土地理協会長賞

作品名:四絡地区に於ける生活道路と産業立地(自動車関連・消費関連)との関係性

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 上代悠斗

作品主旨:自動車産業と消費生活産業がどこに分布しているか、というマップをつくり、そこから生活道路とどのような関係が言えるのかを考えた。それぞれのロゴをつけるところを工夫した。


作品:私の住んでいる団地のソーラーパネル設置状況とこれから

出雲科学館長賞

作品名:私の住んでいる団地のソーラーパネル設置状況とこれから

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 濵野日向子

作品主旨:私の団地には、ソーラーパネルをとりつけている家がたくさんあって、おどろき興味がわき、もっとくわしく調べてみたいと思いました。団地をまわってソーラーパネルがついている屋根を記録し、ていねいに設置状況を調べました。すると約13軒に1軒の割合でとりつけていました。地球温暖化が進む世の中、自然のエネルギーを利用したソーラーパネルを、より多くとりつけるべきだと思いました。これから技術が進歩すれば、より効率のよいパネルができ、とりつける家も増えることだろうと思いました。工夫点は、ソーラーパネルのしくみや豆知識を調べたことです。自分なりにまとめるとより分かりやすくなったのでよかったです。


作品:ぼくの住む集落(才下町)の明治と平成

国土地理院中国地方測量部長賞

作品名:ぼくの住む集落(才下町)の明治と平成

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 三島智訓

作品主旨:この地図は、ぼくの住んでいる集落の才下町の明治と平成を比べ、どのようにかわったかを知るために書きました。工夫した点は、明治と平成の地図をただ調べるだけではつまらないと思い,明治の地図は赤とオレンジ色、平成の地図は黒にして二つの地図を見やすいように重ねてみました。何時間もかけてつくった自信作です。


作品:もしもの時マップ

島根地理学会長賞

作品名:もしもの時マップ

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 眞鍋綾太

作品主旨:最近あまり使われなくなってきた公衆電話が、どこにあるか知ってもらって活用できるようにと思い書いた。ほとんどの公共施設に設置されていた。また、いざというときに役立つAEDをのせている。おり紙をはりつけ目立たせている。


作品:私の町の街路樹マップ(学園2丁目) 

島根地理学会奨励賞

作品名:私の町の街路樹マップ(学園2丁目)

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 江戸彩那

作品主旨:分からないことをインターネットで調べたり、市役所の人に聞きこみなどで調べた。また、現場に行って写真をとったりなどもした。そして1本1本の木の名前、特徴などを調べた。「~科」というので、聞いたこともない名前もあったので少しビックリした。松江にあるたくさんの木を自然に見るのではなく、少しでも意識して見て、いろんな人に見てもらいたい。


作品:松江京店今昔MAP

島根地理学会奨励賞

作品名:松江京店今昔MAP

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 酒井悠夏

作品主旨:今の京店商店街はとても人通りが少ないので、昔はどうだったのかなあと興味を持ち、調べてみるととてもにぎわっていたことが分かりました。今の商店街の魅力を紹介して、もっと活性化してくれるといいと思います。写真を使って見やすくしたり、今と昔の店の様子を比べて分かったことをまとめたりしました。見出しは、大きな文字とマジックで色をつけて分かりやすくしました。


作品:島根半島にのこる歴史の足跡 四十二浦MAP

島根地理学会奨励賞

作品名:島根半島にのこる歴史の足跡 四十二浦MAP

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 飯塚まや

作品主旨:信仰習俗だった四十二浦は島根の地とどのような関係なのか調べたいと思いました。工夫した点は島根の地だけでなく、他国にも目をいれたところです。


作品:石見銀山子どもガイドマップパート2 自然も!歴史も!上から下から探してみようツアー

島根地理学会奨励賞

作品名:石見銀山子どもガイドマップパート2 自然も!歴史も!上から下から探してみようツアー

受賞者:大田市立大森小学校 6年 内田彩香
              5年 西本想侑
              4年 上村蓮
              3年 川平日菜

作品主旨:大森小学校は平成19年に世界遺産登録された石見銀山遺跡地内にあり、校区である大森町には、年間50万人の観光客が訪れます。大森小学校では石見銀山遺跡のすばらしさや魅力を自分たちの力で発信しようと「石見銀山子どもガイドプロジェクト」を実践しました。その子どもガイドを実現するためにつくったのが、この「石見銀山子どもガイドマップ」です。「自然も!歴史も!上から下から探してみようツアーマップ」は、豊かな自然の中にある石見銀山を、視点を変えながら巡ることをテーマに工夫してつくられたゴールデンマップです。