地域の安全安心マップコンテスト

第6回(平成24年) 全国地区 主催:立命館大学歴史都市防災研究センター

作品展の概要

「地域の安全安心マップコンテスト」は、小学生が保護者や家族、地域住民、教員らと一緒に地域の安全安心について調べ、マップを作成することで地域の安全安心に対して関心を持っていただくことを目的に毎年8月末から作品を募集し、10月の表彰式を経て、12月まで作品展を開催しています。

作品:さい害対さくと救えん活動

最優秀賞

作品名:「さい害対さくと救えん活動」

受賞者:相良村立相良南小学校  4年 恒松優心

作品主旨:ぼくが住む「熊本」では、今年7月の大雨で川があふれたり、山がくずれたりしたので、ぼくもちゃんと対おうできるように地図を作りました。調べてわかったことは、川があふれた時と山がくずれた時に使う「にげ道」や「ひなん所」がそれぞれ違っていたことでした。また、救えん活動をしてみて思ったことは、さい害がいつ起きても対おうできるように、家族や地域の人たちと日ごろから話し合うことが大切だと感じました。


作品:安心安全 津波 てんでんこ MAP

優秀賞

作品名:「安心安全 津波 てんでんこ MAP」

受賞者:舞鶴市立朝来小学校 6年 梅本亮

作品主旨:僕が住んでいる朝来地区は、舞鶴湾に面しています。しかも、住所は大きい波の上と書いて「大波上(おおばかみ)」。さらに海側へ1キロ程行くと「大波下(おおばしも)」があります。東日本大震災の津波の映像を見ている内に、この地名に何か意味がある様に思えて、頭から離れませんでした。そこで、インターネットで校区内の標高を調べ、避難ポイントを絞り、周りの大切な人たちが短時間で「てんでんこ」に避難するためのマップを作成しようと考えました。


作品:わたしの通学路 安全マップ&震災の時の逃げ道

入選

作品名:「わたしの通学路 安全マップ&震災の時の逃げ道」

受賞者:広島大学附属小学校 3年 熊本りお

作品主旨:この地図は、わたしたち姉妹の通学路を表しています。歩きと路面電車で50分ほどです。ふだんは、子どもだけなので、家族といっしょに歩いて、あぶない所をかくにんしました。この地図には、もし広島に大きな地震が起きたり、つ波が来たりした時に、どこを通ってどこに逃げるか、家族で考えて記入しました。通学のと中は家族とはなればなれなので逃げる場所をはっきり決めて、電話がなくてもかならず会えるようにしました。


作品:手作り防火防災マップ

入選

作品名:「手作り防火防災マップ」

受賞者:神戸市立名倉小学校 4年 村上凪沙

作品主旨:私は名倉小学校の防災キッズです。防災キッズの役目として、地域の安心安全な町を作る事が望まれています。そして、この夏休みを利用して、地域の防火防災マップを作る事にしました。毎日、母と6時から校区内のいろいろな所を回って約1か月かけて、このマップを作りました。火災が起きた時や、災害時に、役立つ物も、調べました。また、津波避難場所は長田にはまだありません。阪神淡路大震災をきっかけに避難場所を作られました。貯蔵庫も沢山作られました。ただまだ長田区には、津波避難場所が、出来ていません。東北地方でとても大きな津波が起きているのに、「長田は遅れているなー」と思いました。


作品:高知えきのまわりのバリアフリーあんしんあんぜんマップ

入選

作品名:「高知えきのまわりのバリアフリーあんしんあんぜんマップ」

受賞者:高知大学教育学部附属小学校 2年 岡﨑氷奈乃

作品主旨:私は足を骨折した経験から、体の不自由な人の気持ちに気づき、バリアフリーマップを作成しようと思いました。高知駅の周辺は、点字ブロックや視覚障害者・高齢者対応の信号機等、バリアフリー化はすすんでいるものの、狭い道路や駐車場の出入口では、車やバイクが急にとび出してきて危険な場所もありました。このマップが多くの人の安全意識を高め、体の不自由な人だけではなく、みんなの安心・安全につながっていけばうれしいです。


作品:私の町のキケンマップ

佳作

作品名:「私の町のキケンマップ」

受賞者:京都教育大学附属京都小中学校 4年 香月茉莉子

作品主旨:私の住んでいる百万遍で最近実際に目撃した事故の数々を表しました。特に近年、歩行者と自転車の事故がふえていると私は感じているので、もっとはっきり歩行者と自転車の道を分けるべきだと思います。この地図を作ったことにより、どこの大通りでも同じような事故が起きているのではないかと気付きました。大通りを通る時は、気を付けようと思います。


作品:安全安心べんりれきしもあるよぼくの町六地蔵

佳作

作品名:「安全安心べんりれきしもあるよぼくの町六地蔵」

受賞者:立命館小学校 3年 松尾碧大

作品主旨:六地蔵は、宇治市の最北端に位置し、山科川を渡ればすぐに京都市です。駅が3つもあり、大型店や、商店も多いので、大変便利で、人の流れも多い地域です。マップを作成するにあたり、東西南北4つのルートに分け、歩いてAED、消火栓、危険な箇所、加えて、歴史的な事柄を調べました。すると、便利な反面、通行量の多さから、危険な箇所も多い事が解かり、まとめることで、皆に、説明しやすくなると考えました。


作品:私の通学路 安全MAP

佳作

作品名:「私の通学路 安全MAP」

受賞者:長野市立中条小学校 4年 松島実優

作品主旨:mapを作るため写真を撮りながら通学路を歩き大型トラックの交通量の多さを感じました。通学路からコンビニへと続く急坂を長いトレーラーがおりる姿は前転してしまいそうです。オリンピック道路に続くトンネルが夜10時から翌朝6時だけ無料のためその他の時間は広くまっすぐな有料道路をさけ狭くアップダウンがありカーブの続く通学路に迂回しているのです。通学時間帯だけでもトンネルが無料になれば安心して通学できます。


作品:あんぜんみまもりマップ

佳作

作品名:「あんぜんみまもりマップ」

受賞者:江戸川区立東葛西小学校 1年 渡邊美珠

作品主旨:小学生が事故や事件に巻き込まれてしまう悲惨な昨今。痛ましい出来事を再び発生させてはならないという切なる思いでした。安全確保に一緒に通学路を歩き、危険な箇所や気をつける箇所を点検・確認を行いました。そして、認識させることにより、母親のいない孫娘が安心して通える通学路のマップができました。