とやまみんなの地図作品展

第3回:富山地区【主催:国土地理院北陸地方測量部】

作品展の概要

「とやまみんなの地図作品展」は、富山県内の小・中学生を対象にして、身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察、調査し、それらを地図として表現することにより環境や地図、さらには地域に対する関心を深めてもらうことを目的に開催されています。

作品:まちの駅ぶらり散歩道MAP

国土地理院長賞

作品名:「まちの駅ぶらり散歩道MAP」

受賞者:富山大学人間発達科学部附属小学校 4年 盛耀一郎、盛友望薫

作品主旨:「まちの駅」は人・もの・情報の交流の場です。富山市中心市街地の商店街の人達が、昔のにぎわいを取り戻そうと、伝統の味や技を守っていたり、新商店を企画したりして、がんばっていました。ぼくたちも、商店の人達にインタビューしたり、商品を買ったりして、楽しく調査できました。お店のよい点を紹介しようと絵や写真、おすすめ商品の説明などを工夫し、みんなが店に行きたくなるように考えました。多くの人が訪ねてほしいです。


作品:松川たんけんマップ

(財)日本地図センター理事長賞

作品名:「松川たんけんマップ」

受賞者:富山市立月岡小学校 3年 奥田駿

作品主旨:ぼくが住んでいる富山市には、松川という川があります。橋がたくさんあるので、どこにどんな橋があって、名前は何かを調べてみようと思いました。松川のかわべを歩いて、順番に写真をとってみると、橋は17本あり、川の始めと終わりがわかりました。また、ちょうこくの像が28個あり、川には魚やかもがいることがわかりました。雨の中3時間も歩いて調べるのは大変だったけど、地図が仕上がってうれしいです。次は橋の名前は誰がつけたのか知りたいので、調べてみようと思います。


作品:日本全国売薬さんの人口map

国土地理院長賞

作品名:「日本全国売薬さんの人口map」

受賞者:片山学園中学校 1年 栗林亜子

作品主旨:動機は、売薬人口の減少を考えてほしいと思ったからです。工夫した所は、いつ頃からどのような推移で減少したのか、そして現在どれくらいの売薬さんが活躍されているのかを、私が住むくすりの富山、水橋、全国と比べ、マップやグラフで分かりやすく表した所です。作成して、毎年少しずつですが売薬人口の減少が確実に進んでいる事が分かりました。また、マップやグラフからその年の売薬人口の増減の要因も考える事もできました。


作品:とやまりんごマップ

(財)日本地図センター理事長賞

作品名:「とやまりんごマップ」

受賞者:片山学園中学校 1年 小泉明望

作品主旨:私は毎年、秋にりんご狩りに行きます。私がいつも行くのは山田村ですが、ほかにもりんごを作っているところがあるのか気になったので、この地図を作りました。調べてみると、富山県には思っていたよりたくさんのりんご農家があったので、驚きました。りんごの地図らしく見えるように、色や形、配置などを工夫しました。地図の形に紙を切り抜く作業は大変でしたが、とても楽しかったです。


作品:富山県の市町村別衆議院選挙投票率

国土地理院北陸地方測量部長賞

作品名:「富山県の市町村別衆議院選挙投票率」

受賞者:片山学園中学校 1年 瀬尾僚太

作品主旨:今年の夏休みに衆議院議員選挙が行われることになったので、富山県の市町村別の投票率を調べて、地図にまとめてみようと思いました。県庁へ行って、過去7回の衆院選のデータのコピーをもらいました。市町村別にどこが投票率が高いのか、わかりやすいように棒グラフにしました。また、グラフを回ごとに色分けして、どういう選挙の時に投票率が高かったのか、見やすいように工夫しました。