いばらき児童生徒地図作品展

第9回:茨城地区【主催:国土地理院】

作品展の概要

「いばらき児童生徒地図作品展」は、土浦市、つくば市、牛久市、つくばみらい市、阿見町の公立、私立小中学校が取り組んでいる「生活科、社会科」の中で作成された地図作品を展示紹介することで、児童生徒の地図に関する取り組み方、また、地図を使った教育についての関心を高め、地図利用の普及・向上を促進することを目的に、毎年10月から12月に開催されています。

作品:かごしま県 車(1400Km)の旅

国土地理院長賞

作品名:「かごしま県 車(1400Km)の旅」

受賞者:つくば市立九重小学校 3年 米徳ほのか

作品主旨:私は、おじいちゃんたちが住むかご島へ毎年車で帰っています。車で行くのは大変ですが、とても楽しいです。かご島へ行ったことがない人に、かご島はいばらきとちがうよいところが、たくさんあることを地図を使って教えたいと思いました。地図だと、よいところはどこかとういうのも、分かると思いました。


作品:筑波山麓の扇状地における水田地帯の水利用調査

国土地理院長賞

作品名:「筑波山麓の扇状地における水田地帯の水利用調査」

受賞者:茗渓学園中学校 2年 有原一登

作品主旨:僕が調べた筑波山麓の地域は小さな扇状地からなっています。扇状地は水はけの良い地形なので、そこで水田として利用されており、しかも皇室への献上米でもあった北条米 の産地として名高いことを疑問に思い、稲作を行う上で重要な水がどのように確保されているのかについて調べることにしました。水門や揚水場を中心に現地調査を行い、それらの位置を地形図上に整理することで気づいたことをまとめました。


作品:あづマップみんな大すきあづまのまち

(財)日本地図センター理事長賞

作品名:「あづマップみんな大すきあづまのまち」

受賞者:つくば市立吾妻小学校 3年4組 全員

作品主旨:私たちは、社会の学習で町たんけんをした。はじめに、たんけんで分かったことをグループごとに地図にまとめた。次に、グループごとのよい所を話し合い、学級で1つの地 図に仕上げた。1つの地図記号を決めるまでには、時間がかかった。さい後に、スタディノートにまとめたものをはり、全員でエリア記号に色をそめたり、地図記号を書いたりした。この地図を作って、あづまの町のよさが今までよりもよく分かり、もっとすきになった。


作品:わたしの住む前住む後

(財)日本地図センター理事長賞

作品名:「わたしの住む前住む後」

受賞者:茗渓学園中学校 2年

作品主旨:私がこのテーマを選んだのは、昔畑だった私の住む住宅街の写真を見たからです。まだ私が生まれてなかった頃、小野川の集落はどのようになっていたかということを知るため、カメラ片手に神社巡りをしました。会った年配の方にお話を伺い、今の私達の住む町の発達はこの方々の思い出の上にあるということがわかりました。


作品:学区内マップ

優秀賞

作品名:「学区内マップ」

受賞者:つくば市立二の宮小学校 3年3組 全員

作品主旨:3年生の社会科「学校のまわり」の学習のまとめとして作成しました。地図上の色や記号もみんなで話し合って決め、学区内を7地域に切り分け、白地図に2度の学区探検で調べたことをグループ毎に書き込んでいきました。作りながら、同じ学区でも地域によって、家や店が多い地域や、田畑が多い地域にはっきり分かれていることなど、学区の特徴を塗り分ける色の違いなどから実感することができました。切り分けた地図を貼り合わせ、写真も入れて大きな地図ができあがった時は、大きな歓声があがりました。