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宇宙技術を用いた地球観測基盤の確立

国土の位置・形状の規定及び提示に関する業務

 国土地理院では、これまでにもVLBI※、GPS、地球観測衛星といった宇宙技術の利用について研究開発を進めてきた。特に、国家基準点に係る業務においては、業務の高度化・効率化に大きく貢献してきた。

 宇宙技術、特に人工衛星を用いた観測技術は、広域的に観測を行え、また、同じ地域を周期的に観測できるという長所を持っている。近年のセンサや解析技術の飛躍的な向上を踏まえ、平成19年度は、宇宙技術を国土地理院の業務に活用するための基盤を確立する。

 特に、平成18年10月から陸域観測技術衛星「だいち」※が定常運用を開始する予定であり、平成12年から進めて来たJAXAとの共同研究成果を発展させ、「だいち」のデータを用いて離島を含む広範な国土の位置・形状の変化をすみやかに把握するための基盤を確立する。

 また、地球観測衛星やGPS等の宇宙技術を主に利用して、頻発する大災害や地球環境問題などの解決に向けた国際協働を先導的に推進する。

1.宇宙技術を利用して測量を高度化・効率化する

  • GPS連続観測の成果を利用して、水平位置の基準に地殻変動に起因する誤差を減少させるセミダイナミック測地系を試験導入するとともに、高さの基準の管理のために衛星レーダ観測を利用して効率的に地盤沈下を把握する手法について検討する。
  • GPS連続観測と衛星レーダ観測との総合化によって、高精度に地殻変動を監視できる技術を開発する。
  • 正射画像の整備並びに衛星観測データの活用を行い、地図データ更新の効率化を目指す。

2.国際協働を先導的に推進する

  • 地球地図国際運営委員会(ISCGM)事務局として、地球地図*全球整備の目標を達成するとともに、引き続き同プロジェクトを強力に推進する。
  • アジア太平洋GIS基盤常置委員会(PCGIAP)等の枠組みを利用して、アジア太平洋地域において、地殻変動の把握、災害状況の把握等の防災・減災に向けた取り組みを推進する。

宇宙技術を用いた地球観測基盤の確立

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