ご利用の前に
この「地理情報標準第2版(JSGI2.0)の入門」のホームページは、国土地理院技術資料A・1-No.261「地理情報標準第2版(JSGI2.0)の入門」をホームページに修正加工したものです。また、文中に「本書」として記述されている箇所がありますがご了承ください。
この「地理情報標準第2版(JSGI2.0)の入門」のホームページは、国土地理院技術資料A・1-No.261「地理情報標準第2版(JSGI2.0)の入門」をホームページに修正加工したものです。また、文中に「本書」として記述されている箇所がありますがご了承ください。
はじめに
地理情報システム(GIS)は、幅広い分野に大きな変革をもたらす21世紀の高度情報化社会の情報基盤として大きな役割を果たすものであり、その利用は今後ますます活発になるでしょう。政府は、情報通信技術(IT)活用による公共分野におけるサービスの多様化及び質の向上を図ること等により、広く国民がITの恩恵を享受できる社会を実現し、GISを推進することとしています。
GISは、一般国民にも身近なサービスにその利用範囲が拡大しており、これまでにも増して重要な役割を担うこととなり、GIS利活用の促進のためには、異なる主体により整備された地理情報の相互利用が容易に行えるよう標準化が必要不可欠となってきています。
地理情報に関する国際標準については、国際標準化機構(ISO)において地理情報の標準化のための専門委員会(TC211)が設けられ、国際標準化の検討を行っています。
国内標準については、1996年度からの3か年は民間企業53社が、1999年度からの3か年は民間企業38社がそれぞれ参加した、国土地理院との共同研究において、ISOの最新標準案に準拠しつつ日本の国情への適合や実運用における検討を行い、地理情報標準第2版(JSGI2.0 : Japanese Standards for Geographic Information 2.0)を作成しました。
今後は、JSGIのより一層の普及を図るため、ISOにおいて国際規格となった項目より、順次日本工業規格(JIS)として制定されていく予定です。
JSGIは、国土地理院が整備・提供している日本全国をカバーしたGISの基盤データ、インターネットを利用し必要な地理情報を検索するクリアリングハウス、色々な分野での地理情報整備のための仕様書等、様々なところで利用されています。
JSGI2.0は、標準としての性格上、広く利用されることにより初めて効果が発揮されるものであります。標準そのものはかなり大部で、厳密・包括的なものですので、分かり易い〝入門〟篇を用意しました。本書「地理情報標準第2版(JSGI2.0)の入門」は、地理情報を扱うあるいは今後扱うであろう全ての方々を対象に、また必ずしも地理情報に関する専門家でない一般の人たちも対象にして、拾い読み可能な一問一答形式により、文書とイラストの見開きによる読みやすい構成にしています。
皆様が、本書を通じて、JSGI2.0をよりよく理解されて、国、地方公共団体、民間等各方面で積極的にご活用いただき、JSGI2.0が広く国内に普及することを願って止みません。
なお、本書を作成できましたことは、私の大きな喜びであり、技術的に優れた標準を分かり易くまとめられた関係者の方々の献身的なご努力に深謝する次第です。
2002年 3月
地理情報標準推進委員会 委員長
中央大学教授 伊理正夫
GISは、一般国民にも身近なサービスにその利用範囲が拡大しており、これまでにも増して重要な役割を担うこととなり、GIS利活用の促進のためには、異なる主体により整備された地理情報の相互利用が容易に行えるよう標準化が必要不可欠となってきています。
地理情報に関する国際標準については、国際標準化機構(ISO)において地理情報の標準化のための専門委員会(TC211)が設けられ、国際標準化の検討を行っています。
国内標準については、1996年度からの3か年は民間企業53社が、1999年度からの3か年は民間企業38社がそれぞれ参加した、国土地理院との共同研究において、ISOの最新標準案に準拠しつつ日本の国情への適合や実運用における検討を行い、地理情報標準第2版(JSGI2.0 : Japanese Standards for Geographic Information 2.0)を作成しました。
今後は、JSGIのより一層の普及を図るため、ISOにおいて国際規格となった項目より、順次日本工業規格(JIS)として制定されていく予定です。
JSGIは、国土地理院が整備・提供している日本全国をカバーしたGISの基盤データ、インターネットを利用し必要な地理情報を検索するクリアリングハウス、色々な分野での地理情報整備のための仕様書等、様々なところで利用されています。
JSGI2.0は、標準としての性格上、広く利用されることにより初めて効果が発揮されるものであります。標準そのものはかなり大部で、厳密・包括的なものですので、分かり易い〝入門〟篇を用意しました。本書「地理情報標準第2版(JSGI2.0)の入門」は、地理情報を扱うあるいは今後扱うであろう全ての方々を対象に、また必ずしも地理情報に関する専門家でない一般の人たちも対象にして、拾い読み可能な一問一答形式により、文書とイラストの見開きによる読みやすい構成にしています。
皆様が、本書を通じて、JSGI2.0をよりよく理解されて、国、地方公共団体、民間等各方面で積極的にご活用いただき、JSGI2.0が広く国内に普及することを願って止みません。
なお、本書を作成できましたことは、私の大きな喜びであり、技術的に優れた標準を分かり易くまとめられた関係者の方々の献身的なご努力に深謝する次第です。
2002年 3月
地理情報標準推進委員会 委員長
中央大学教授 伊理正夫
本書の読み方
ここでは、本書「地理情報標準第2版(JSGI2.0)の入門」の各章についての説明を行っていますので、本書の全体像をつかむため、本文をお読みになる前に目を通して下さい。
第1章では、地理情報、GISの紹介から始まり、標準について、地理情報に限らず日常生活に照らし合わせてその必要性や色々な種類の標準を紹介しております。さらに、JSGIの内容やその利用例まで紹介しているほか、地理情報を標準化する意義や、これまで作成された地理情報の標準を国外を中心に紹介しています。地理情報の標準化やJSGIの全体像を理解する上で必読の章ですので、本章を先に一読することをお勧めします。
第2章では、地理情報の国際標準化を行っている国際標準化機構(ISO)の取り組みを紹介しているほか、ISOが作成する地理情報の国際標準化に対して、日本はどのような形で貢献しているか、また、日本の実情に照らし合わせた意見・提案を行った例などを紹介しています。地理情報の国際標準化に対する日本の積極的な取り組みを理解するための章です。
第3章では、第2章で述べた地理情報の国際標準化に基づいて作成したJSGIについて、その標準を作成している組織や活動内容を国際標準との対比で紹介しています。本書のテーマであるJSGIが、国際標準化に基づいているのが理解できる章です。
第4章では、JSGIを理解する上で必要な専門用語を解説しています。本章を一読すると、第5章以降の内容が容易に理解できることでしょう。
第5章・第6章では、地理情報はどのような内容の情報をどのような方法で持つか、またその情報をどう記録し表現するか等の仕組みを説明しており、本章は、地理情報そのものを理解する上で必要な章です。
第7章・第8章では、品質を説明しています。電化製品や食品に品質があるように、地理情報でも同じように品質があり、その品質の考え方や種類等を説明しています。また、その品質を調べる方法やその品質結果の入手方法についても説明しています。地理情報を作成・利用したりする場合、目的にあった品質が確保されていることが重要であり、その品質を理解する上で必要な章です。
第9章では、複数の地図を一つの地図として重ね合わせたり、あるキーワード(住所や郵便番号)で検索・参照したりする方法を説明しています。
第10章では、利用者がある地理情報を検索する上で必要な情報について紹介しており、また、その情報を利用した検索システムについても説明しています。
第11章では、河川や道路といったある特定の地理情報の意味や性質などをあらかじめ決めておき、それを共有化して利用するための記載方法について説明しています。
第12章では、地理情報を作成する観点から、その設計図である製品仕様書の必要性を説明し、JSGIの考え方に基づいてその仕様書に何の記載が必要かを紹介しています。実際にデータを作成する地方自治体の担当者等にとって、大いに役立つ内容です。
第1章では、地理情報、GISの紹介から始まり、標準について、地理情報に限らず日常生活に照らし合わせてその必要性や色々な種類の標準を紹介しております。さらに、JSGIの内容やその利用例まで紹介しているほか、地理情報を標準化する意義や、これまで作成された地理情報の標準を国外を中心に紹介しています。地理情報の標準化やJSGIの全体像を理解する上で必読の章ですので、本章を先に一読することをお勧めします。
第2章では、地理情報の国際標準化を行っている国際標準化機構(ISO)の取り組みを紹介しているほか、ISOが作成する地理情報の国際標準化に対して、日本はどのような形で貢献しているか、また、日本の実情に照らし合わせた意見・提案を行った例などを紹介しています。地理情報の国際標準化に対する日本の積極的な取り組みを理解するための章です。
第3章では、第2章で述べた地理情報の国際標準化に基づいて作成したJSGIについて、その標準を作成している組織や活動内容を国際標準との対比で紹介しています。本書のテーマであるJSGIが、国際標準化に基づいているのが理解できる章です。
第4章では、JSGIを理解する上で必要な専門用語を解説しています。本章を一読すると、第5章以降の内容が容易に理解できることでしょう。
第5章・第6章では、地理情報はどのような内容の情報をどのような方法で持つか、またその情報をどう記録し表現するか等の仕組みを説明しており、本章は、地理情報そのものを理解する上で必要な章です。
第7章・第8章では、品質を説明しています。電化製品や食品に品質があるように、地理情報でも同じように品質があり、その品質の考え方や種類等を説明しています。また、その品質を調べる方法やその品質結果の入手方法についても説明しています。地理情報を作成・利用したりする場合、目的にあった品質が確保されていることが重要であり、その品質を理解する上で必要な章です。
第9章では、複数の地図を一つの地図として重ね合わせたり、あるキーワード(住所や郵便番号)で検索・参照したりする方法を説明しています。
第10章では、利用者がある地理情報を検索する上で必要な情報について紹介しており、また、その情報を利用した検索システムについても説明しています。
第11章では、河川や道路といったある特定の地理情報の意味や性質などをあらかじめ決めておき、それを共有化して利用するための記載方法について説明しています。
第12章では、地理情報を作成する観点から、その設計図である製品仕様書の必要性を説明し、JSGIの考え方に基づいてその仕様書に何の記載が必要かを紹介しています。実際にデータを作成する地方自治体の担当者等にとって、大いに役立つ内容です。
参考資料
共同研究「地理情報の運用に関する研究」参加企業一覧
朝日航洋(株)
アジア航測(株)
(株)インテージ
(株)インフォマティクス
(株)ウエスコ
(株)NTTデータ
(株)オオバ
(株)かんこう
(株)きもと
国際航業(株)
(株)サンワコン
(株)ジェクト
(株)ジェック
(株)昭文社
昭和(株)
(株)ゼンリン
大成ジオテック(株)
玉野総合コンサルタント(株)
中央コンサルタンツ(株)
東京ガス(株)
(株)東京地図研究社
(株)ドーン
内外エンジニアリング(株)
中日本航空(株)
(株)中庭測量コンサルタント
(株)日測
日本アイ・ビー・エム(株)
日本工営(株)
日本コンピュータグラフィック(株)
日本ユニシス(株)
(株)ニュージェック
(株)パスコ
(株)八州
富士通(株)
復建調査設計(株)
北海道地図(株)
(株)みちのく計画
三井造船システム技研(株)
(平成14年3月11日現在 : 五十音順・敬称略)
朝日航洋(株)
アジア航測(株)
(株)インテージ
(株)インフォマティクス
(株)ウエスコ
(株)NTTデータ
(株)オオバ
(株)かんこう
(株)きもと
国際航業(株)
(株)サンワコン
(株)ジェクト
(株)ジェック
(株)昭文社
昭和(株)
(株)ゼンリン
大成ジオテック(株)
玉野総合コンサルタント(株)
中央コンサルタンツ(株)
東京ガス(株)
(株)東京地図研究社
(株)ドーン
内外エンジニアリング(株)
中日本航空(株)
(株)中庭測量コンサルタント
(株)日測
日本アイ・ビー・エム(株)
日本工営(株)
日本コンピュータグラフィック(株)
日本ユニシス(株)
(株)ニュージェック
(株)パスコ
(株)八州
富士通(株)
復建調査設計(株)
北海道地図(株)
(株)みちのく計画
三井造船システム技研(株)
(平成14年3月11日現在 : 五十音順・敬称略)
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