水循環解析におけるプレポストシステムの開発

八千代エンジニヤリング株式会社の研究成果

八千代エンジニヤリング株式会社

1. 目的

 広範囲にわたる解析を行うには、その解析モデルを作成するために多大な時間を費やすこととなる。国土地理院にて整備されている数値地図を利用し、こうしたモデル作成に費やす時間を軽減し、より精度の高い解析を行うことを目的とする。 本研究では、GISツールに取り込んだ数値地図データを解析用入力データとして出力し、解析結果を再度GISツールに取り込み、ビジュアルに表現するプレポストシステムの開発を行った。計算条件として入力データは、GISツールにて変更、追加、削除が可能であるように設計し、解析のトライアルに素早く対応する事を試みた。

2.得られた成果

分布型水循環モデル概要

 数値地図の活用が、広範囲な水循環モデル作成において時間的に有効であり、過去・現在・将来、に対する土地利用、降雨量の変化など様々なケースに対応して行く場合、最低限のデータ更新により素速い解析へのトライアルが可能となった。


お問い合わせ

本ページの内容に関する問合せは、問合せシステムフォームにて受け付けております。