平成15年6月~7月の地殻変動について

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 7月26日午前7時13分頃に発生した、宮城県北部を震源とする地震(マグニチュード6.2)活動に伴って、GPS観測により電子基準点「矢本」で南東方向に約16cmの変位及び約8cmの隆起が観測されました。
 仙台市から石巻市に至る地震前後の水準測量結果には、鳴瀬町から矢本町にかけての路線で隆起が認められ、鳴瀬町で最大13.9cmの隆起が観測されました。地殻変動から求めた断層モデル(暫定)は西側隆起の逆断層で、モーメントマグニチュードは6.1と推定されました。