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箱根山周辺のGNSS連続観測結果

箱根山周辺の地殻変動状況について

 箱根山では、2015年4月26日から大涌谷付近を震源とする火山性地震が増加するなど火山活動が活発になっています。
 これを受けて、国土地理院では、GNSS連続観測によって得られる箱根山周辺の地殻変動の状況について、ホームページ上で1日1回提供します。

 国土地理院による観測では、箱根山周辺の基線では、2015年6月以降も山体の膨張を示す地殻変動が継続していましたが、8月下旬頃から停滞しています。

GNSS火山変動リモート観測装置(REGMOS)による詳細な地殻変動観測

 REGMOSは、GNSS受信機、太陽電池及び携帯電話回線による通信機能をもつ自律型の観測装置で、観測データを自動的に国土地理院(茨城県つくば市)に送信するものです。
 今回、国土地理院では2015年5月8日、大涌谷にREGMOS(M大涌谷)を設置しました。これにより、より詳細な地殻変動の様相を明らかにし、火山活動の推移を監視していきます。

基線図

箱根山周辺GNSS基線図

基線変化グラフ

※画像をクリックするとpdfファイルをダウンロードできます(約300KB)。左側が長期間、右側が短期間です。
※「M大涌谷」に関連する基線は、設置日(2015年5月8日)以降のプロットが表示されています。
※2015年5月21日より「御殿場-箱根」「湯河原-箱根」基線を追加しました。
 また、基線の追加により基線番号を変更しました。

長期間グラフ1 短期間グラフ1
長期間グラフ2 短期間グラフ2

地殻変動グラフを見る際の注意点

 地殻変動の情報を迅速に提供するため、GNSS観測から2日後に公開される暫定的な衛星軌道情報を用いて解析することで得られる結果(R3:速報解)も表示しています。このR3:速報解は、最終的な解析(F3:最終解、精密な衛星軌道情報を利用)によって得られる結果よりもばらつきが大きく、大きな外れ値が発生することがあります(GNSS測位の誤差に関するページ)。こうしたことから、プロット1点ごとではなく、全体のプロットから地殻変動の傾向を捉えることができるグラフとなっています。解析結果は、今後の精査によって変わることがあります。

問い合わせ先

【観測結果について】
国土地理院
測地観測センター  地殻監視課長     千早 昭二  (直通 029-864-5971)
測地観測センター  地殻監視課長補佐   菅  富美男 (直通 029-864-6259)

【REGMOSについて】
国土地理院
測地観測センター  電子基準点課長    山口 和典  (直通 029-864-5977)
測地観測センター  電子基準点課長補佐  白井 宏樹  (直通 029-864-6278)

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