浅間山周辺のGNSS連続観測結果

 国土地理院では、GNSS連続観測によって得られる浅間山周辺の地殻変動の状況について、ホームページ上で1日1回提供しています。
 国土地理院による観測では、顕著な地殻変動は観測されていません。

基線図

浅間山周辺GNSS基線図

基線変化グラフ

※画像をクリックするとpdfファイルをダウンロードできます(約300KB)。左側が長期間、右側が短期間です。
※「M浅間鎌原2」について
  • 関連する基線は、設置日(2015年7月22日)以降のプロットが表示されています。
  • 1月から3月頃にかけて見られる急激な変動は、凍上(土壌の凍結による地面の隆起)による装置の傾斜が原因です。
長期間グラフ1 短期間グラフ1
長期間グラフ2 短期間グラフ2
長期間グラフ3 短期間グラフ3
長期間グラフ4 短期間グラフ4

地殻変動グラフを見る際の注意点

 地殻変動情報を迅速に提供するため、GNSS観測から2日後に公開される暫定的な衛星軌道情報を用いた解析結果(R5解:速報解)も表示しています。このR5解は、精密な衛星軌道情報を用いた解析結果(F5解:最終解)よりもばらつきが大きく、大きな外れ値が発生することがあります(GNSS測位の誤差に関するページ)。こうしたことから地殻変動を把握するには、グラフに表示されたプロット1点ごとではなく、全体のプロットの傾向を見て判断していただく必要があります。なお、解析結果は今後の精査によって変わることがあります。

問い合わせ先

国土地理院
測地観測センター  地殻監視課長    芝 公成  (直通 029-864-5971)
測地観測センター  地殻監視課長補佐  吉田 賢司 (直通 029-864-6259)

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